河曲駅
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河曲駅(かわのえき)は、三重県鈴鹿市木田町にある、東海旅客鉄道(JR東海)関西本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎はなく2つのホームは構内踏切で繋がっている。かつては貨車を改造した待合所が下りホーム下にあったが、撤去された。
- のりば
1 | ■ 関西本線 下り | 亀山方面[1] |
2 | ■ 関西本線 上り | 四日市・名古屋方面[1] |
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 235 |
1999年 | 243 |
2000年 | 236 |
2001年 | 249 |
2002年 | 251 |
2003年 | 250 |
2004年 | 246 |
2005年 | 225 |
2006年 | 214 |
2007年 | 220 |
2008年 | 225 |
2009年 | 234 |
2010年 | 246 |
2011年 | 239 |
2012年 | 247 |
バス路線
歴史
本駅は木田信号場として開設したが、鈴鹿市の発展のため同市や市民の要望で「乗り降りできる駅にしてほしい」と国鉄と交渉し、鈴鹿駅として発足する。しかし、駅前には鈴鹿川が流れており、周辺の発展ができず、また、駅から市役所まで約20分も歩かなければならず、年々乗降客は減少、1972年度の1日平均乗車客数は86人となる。そこで当時、建設中であった国鉄伊勢線で鈴鹿市の中心部である神戸地区に新駅(仮称:鈴鹿本町駅)が設置されることをきっかけに、新駅の名称を鈴鹿駅とし、本駅を河曲駅に改称することとなった[2]。
年表
- 1928年(昭和3年)7月1日 - 日本国有鉄道関西本線の河原田 - 加佐登間に木田信号場(きだしんごうじょう)として開設。
- 1949年(昭和24年)3月1日 - 鈴鹿駅(すずかえき)に昇格。旅客・荷物の取扱いを開始。
- 1970年(昭和45年)10月1日 - 無人駅化。荷物の取扱いを廃止。
- 1973年(昭和48年)7月10日 - 同年9月1日の伊勢線鈴鹿駅開業に伴い、河曲駅に改称。
- 1986年(昭和61年)2月末頃 - 駅舎を解体。
- 1986年(昭和61年)3月20日 - 貨物列車の車掌車両を改造した待合所を設置[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 関西本線
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