新若戸道路
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新若戸道路(しんわかとどうろ)は、福岡県北九州市若松区を起点とし同市戸畑区に至る延長4.5 kmの地域高規格道路である。北九州市道安瀬戸畑1号線であり、一般有料道路「若戸トンネル」として北九州市道路公社が若松区北浜1丁目 - 戸畑区新池3丁目の2.3kmを管理している。
2012年現在、ETCは北九州高速道路への乗り継ぎの場合のみ利用可能である。
概要
第1期区間(若松区北浜1丁目 - 戸畑区新池3丁目、2.3km)と第2期区間(若松区大字安瀬 - 若松区北浜1丁目、2.2km)に分かれ、若戸トンネルを含む第1期区間が2012年9月15日に開通した。第1期区間の全体事業費は1000億円であり、その内訳は、国の港湾事業 750億円、北九州市の街路事業 210億円、北九州市道路公社の有料道路事業 40億円である。
第1期区間
延長2.1km、道路規格は第2種第2級(自動車専用道路)、4車線、設計速度60km/hである。洞海湾を横断する区間は776mのトンネルで、このうち海底部分557mは沈埋トンネルとなっている。[1][2]。
洞海湾横断部分(海底トンネル・陸上トンネル)の建設は国土交通省九州地方整備局北九州港湾・空港整備事務所、戸畑側の道路部分の建設は北九州市、トンネル設備・舗装・料金所等の工事は北九州市道路公社が行った。
なお、戸畑側には若戸トンネル(2.1km)に接続して、4種1級の街路が同時に供用された。
トンネル部分の名称については公募により、「若戸トンネル」に決定した[3]。
若戸トンネルを含む新若戸道路は、2012年9月15日に開通した[4]。通行料金は若戸大橋と同額である。
沿革
- 1998年6月16日 - 計画路線に指定。
- 2001年10月18日 - 陸上トンネル部(若松側)工事着工。
- 2002年3月30日 - 起工式(国土交通省九州地方整備局)開催[5]。
- 2009年7月9日 - 北九州市の公共事業評価委員会で、2012年度に完成させる方針を正式表明した[6]。
- 2010年8月21日 - トンネルが貫通し、式典が行われた[7]。
- 2012年9月15日 - 開通。
- New Wakato Road UnderConstruction.JPG
建設中の新若戸道路(戸畑側、2010年5月)
接続する道路
脚注
- ↑ 北九州市道路公社:「若戸トンネル」2011年8月[1]
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 国土交通省 九州地方整備局 北九州港湾・空港整備事務所2011年7月8日 新若戸道路のトンネル名称の決定について
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 北九州港ニュースNo.662002年5月
- ↑ 新若戸道路:12年度完成方針を正式表明-北九州/2009.07.09付毎日新聞テンプレート:リンク切れ
- ↑ 新若戸道路が貫通、全長1.2キロの海底トンネル2010年8月22日 読売新聞
参考
- テンプレート:PDF - 国土交通省都市・地域整備局 街路交通施設課、道路局有料道路課
関連項目
外部リンク
- 北九州市道路公社:道路設備等の建設主体、道路管理者
- 北九州市:戸畑側の道路部分の建設主体
- 国交省九州地整 北九州港湾・空港整備事務所:トンネル部分の建設主体
- 北九州市のホームページ - 新若戸道路事業の整備概要を教えてください。