姫岡とし子

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姫岡 とし子(ひめおか としこ、1950年 - )は日本歴史学者。専門は、ドイツ社会史、女性史。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。

奈良女子大学理学部化学科卒業。フランクフルト大学歴史学部マギスター(修士課程)修了。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程比較文化学専攻修了。文学博士。立命館大学国際関係学部教授、筑波大学大学院人文社会科学研究科歴史・人類学専攻教授を経て、2009年4月より現職。

著書

単著

  • 『統一ドイツと女たち――家族・労働・ネットワーク』(時事通信社, 1992年)
  • 『近代ドイツの母性主義フェミニズム』(勁草書房, 1993年)
  • 『ジェンダー化する社会――労働とアイデンティティの日独比較史』(岩波書店, 2004年)
  • 『ヨーロッパの家族史』(山川出版社, 2008年)

共著

共編著

訳書

  • クローディア・クーンズ『父の国の母たち――女を軸にナチズムを読む』(時事通信社, 1990年)
  • ジェフリー・ハーフ『保守革命とモダニズム――ワイマール・第三帝国のテクノロジー・文化・政治』(岩波書店, 1991年)
  • イレーネ・ハルダッハ=ピンケ, ゲルト・ハルダッハ編『ドイツ/子どもの社会史――1700-1900年の自伝による証言』(勁草書房, 1992年)
  • ダン・バルオン『沈黙という名の遺産――第三帝国の子どもたちと戦後責任』(時事通信社, 1993年)
  • オットー・ダン『ドイツ国民とナショナリズム――1770-1990』(名古屋大学出版会, 1999年)