城南FC

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城南FC(ソンナムFC、テンプレート:Lang-koテンプレート:Lang-en)は、韓国の北西部、京畿道城南市に本拠地を置くサッカークラブである。Kリーグ所属。

かつては「統一協会」(統一教会)系企業の一和(イルファ)をスポンサーとしており、クラブにも教団の色が現れていた。一和は高麗人参濃縮茶、メッコールの製造元。炭川総合運動場をホームスタジアムに使用している。

しかし統一協会設立者・総裁である文鮮明が2012年9月に死去した後、統一協会グループはスポーツ関連事業から手を引き、チームの財政自立を求めた。また、チームの財政難が深刻なこともあるため、2013シーズンをもって「城南一和」の名前が消えることが濃厚となっていた。ホームタウンを安山市へと移転する案もあったが、2013年10月2日、城南市は市民クラブとして城南一和を買収して再生させることを発表した。チーム名変更に伴い、エンブレムもペガサス(天馬)からカササギ(城南市の鳥)に変更されている。

一時は女子チーム「忠南一和天馬」を持ちWKリーグに参加していたが、2012年シーズン終了後に解散している。

歴史

クラブは1988年にソウル江北地区を本拠地として、一和天馬(イルファ・チョンマ、일화 천마)のクラブ名で創設された。1993年から国内リーグを3連覇、1995年にはアジアクラブ選手権にも優勝して、1996年AFC選定年間最優秀クラブ賞を受賞した[1]

1996年に本拠地を天安市に移し、天安一和天馬(チョナン・イルファ・チョンマ、천안 일화 천마)に改称。1998年から2年連続で最下位になるなど低迷した。2000年からは本拠地を城南市に移し、城南一和天馬に改称。2001年からリーグを3連覇した。豊富な資金力で次々とスター選手を獲得したことから、この時期は「韓国版レアル・マドリード」と呼ばれた[2]

AFCチャンピオンズリーグには2002年2003年開催の第1回大会で初出場したが、この時はグループリーグで敗退。続く2004年第2回大会にも出場し、決勝進出。決勝戦ではアル・イテハドサウジアラビア)と対戦し、アウェーでの第1戦を3-1で勝利するが、続くホームでの第2戦を0-5で落とし、逆転で優勝を逃す。その後、2年連続で出場を逃したが、2007年大会で3年ぶりの出場。この時は準決勝で浦和レッズ日本)と対戦し、第一戦・第二戦ともに2-2で引き分け、アウェーゴールも同点となり延長戦でも決着せず。PK戦にまでもつれ込んだが、そのPK戦を3-5で落とした。3年後の2010年大会では2度目の決勝進出。日本(東京国立競技場)で行われた決勝戦ではゾブ・アハン(イラン)を3-1で降し、初優勝。アジア代表として同年のFIFAクラブワールドカップに出場し、4位となる。

タイトル

国内タイトル

  • Kリーグ:7回
    • 1993年, 1994年, 1995年, 2001年, 2002年, 2003年, 2006年

国際タイトル

過去の成績

年度 Kリーグ チャンピオンシップ
1989 5位 大会なし
1990 6位 大会なし
1991 5位 大会なし
1992 準優勝 大会なし
1993 優勝 大会なし
1994 優勝 大会なし
1995 前期1位/後期7位 優勝
1996 前期9位/後期5位 資格なし
1997 8位 大会なし
1998 10位 資格なし
1999 10位 資格なし
2000 3位 3位
2001 優勝 大会なし
2002 優勝 大会なし
2003 優勝 大会なし
2004 前期8位/後期9位 資格なし
2005 前期6位/後期1位 一回戦敗退
2006 前期1位/後期9位 優勝
2007 1位 準優勝
2008 3位 一回戦敗退
2009 4位 準優勝
2010 5位 二回戦敗退
2011 10位 資格なし
2012 12位 大会なし
2013 8位 大会なし

歴代監督


現所属メンバー

2013年9月3日 現在

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監督

歴代所属選手

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脚注

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外部リンク

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テンプレート:城南一和天馬のメンバー テンプレート:Kリーグ

テンプレート:AFCチャンピオンズリーグ優勝クラブテンプレート:Footy-stub
  1. テンプレート:Cite web
  2. 吉崎 英治『週刊サッカーマガジン』(ベースボールマガジン社、2004年02月17日号 No.960、108ページ)