兵庫県立木の殿堂
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兵庫県立木の殿堂(ひょうごけんりつきのでんどう)は、「森と海と太陽」をテーマにした博物館。1994年に開館した。
瀞川平の森林の中に膨大な杉と杉集成材を使用して建設された。アップダウンする順路に沿って館内の展示室を立体的に巡るようになっている。木の香に包まれた天井高 16m の館内では世界の木製民家模型や木製民具などが展示され、木から生まれた様々な文化が紹介されている。工作室ではトールペイント教室や組み木教室などが定期的に開催されている。
建物は木の柱と梁で構成されているが直径46m円筒形で、同心円上に直径22mの吹き抜けがあり、その底部に大きな池が配置されるという、ダイナミックな構造になっている。森の生命力を感じさせるこの建物が「木の殿堂」の理念を最も反映する展示物となっている。設計は安藤忠雄。
施設
- 「木と森林とのくらし」ゾーン(民家模型展示)
- 「木と森林から生まれた文化」ゾーン(木製民具展示)
- シンボル展示 日本最古の木造民家「箱木家住宅」の模型展示
- 図書室
- 工作室(世界の大工道具展示)
- ハイビジョンシアター(160インチ、自然映像のプログラム)
主な民家模型展示物
- エリザーロフ家(1880年)ロシア カレリア自治共和国
- 旧ロンバッハ家(1781年)ドイツ バーデンビュルテンブルク州
- 石全保家 中華人民共和国 貴州省
- シマニンドの家 インドネシア 北スマトラ省
所在地
- 〒667-1347 兵庫県美方郡香美町村岡区和池951
交通アクセス
周辺情報
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