中立主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:出典の明記中立主義(ちゅうりつしゅぎ)とは、戦時・平時を問わず、国際関係の上で中立を維持することを基本とする外交上の立場である。
概説
中立主義は通常、特定の軍事同盟などに加盟せず、また他国間の国際紛争には中立を維持する。
中立主義を外交の基本方針と宣言している国家を永世中立国と呼ぶ。また武装しての中立を武装中立、武装しない中立を非武装中立という。類似の概念には孤立主義などの相互不干渉主義、東西冷戦期の非同盟主義などがある。なお戦時国際法では中立国の中立法規が定められている。
中立主義の目的は、平和主義や国際主義の他、大国間のバランスにより自国の独立や地域主義を守るなど、時代や地域や立場によってさまざまである。