上野原駅
上野原駅(うえのはらえき)は、山梨県上野原市新田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅。山梨県内の鉄道駅としては最東端となる。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。2番線の南側に留置線を有する。斜面の途中に駅があることから、特異な構造をしており、ホームの幅が大変広く、駅舎がホーム上中央に設けられている。ホームから改札口を通って駅舎に入ると階段が上に伸びている。そこからこの駅の南北に橋が伸びており、それぞれ南口、北口となっている。駅舎は1955年(昭和30年)4月にできたものである。
当駅は大きく見て3段になっている。北口はバスのりばで、南口は階段を下ったホームより低い位置にある。南口は民家の立ち並ぶ中にある。つまり、北口が最も高く、間にホームと駅舎があり、最も低いのが南口である。
ホームはカーブの途中に設けられているため、停車中の列車は大きく傾く。
直営駅であり、管理駅として四方津駅を管理している。駅舎内にはみどりの窓口(営業時間:7:00 - 20:00)、自動券売機(指定席券売機併設)、自動改札機が設置されているほか、売店がある。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Colorテンプレート:Color中央本線 | 上り | 八王子・立川・新宿・東京方面 |
2 | テンプレート:Colorテンプレート:Color中央本線 | 下り | 大月・甲府・松本・長野方面 |
- 特急「かいじ」のうち、102号・104号(上り)121号(下り)が停車する。
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は5,267人である。山梨県内の駅では甲府駅、大月駅に次いで第3位である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1998 | 5,789 |
1999 | 5,688 |
2000 | 5,540 |
2001 | 5,467 |
2002 | 5,476 |
2003 | 5,414 |
2004 | 5,479 |
2005 | 5,490 |
2006 | 5,401 |
2007 | 5,359 |
2008 | 5,415 |
2009 | 5,427 |
2010 | 5,414 |
2011 | 5,273 |
2012 | 5,267[1] |
駅周辺
- 上野原IC - 中央自動車道
- 国道20号
- 上野原市役所(旧:上野原町役場)
- 上野原市役所(旧:上野原町役場)島田支所
- 上野原市立病院
- 上野原市立図書館
- 上野原警察署
- 上野原市消防本部
- 島田郵便局
- 上野原郵便局
- 山梨信用金庫
- 帝京科学大学
- 山梨県立上野原高等学校
- 日本大学明誠高等学校
- 桂川
バス路線
テンプレート:Double image aside 路線バスは北口から発着し、すべて富士急山梨バスによって運行されている。駅前は大変狭く、幅15mもない道路の行き止まり[2]で、1台のバスの反転に3回の切り返しを要する[3]。通勤時間帯には路線バスや企業送迎バス・直行通学バスなども発着し、1時間に20回以上の切り返しが行われる[3]。
- 上野原駅 - 帝京科学大学
- 上野原駅 - 本町三丁目 - 四方津駅 - 犬目
- 上野原駅 - 本町三丁目 - 甲東小学校 - 不老下
- 上野原駅 - 本町三丁目
- 上野原駅 - 本町三丁目 - 新井
- 上野原駅 - 本町三丁目 - 新井 - 向風
- 上野原駅 - 本町三丁目 - 新井 - 棡原 - 飯尾
- 上野原駅 - 本町三丁目 - 新井 - 棡原 - 飯尾 - 小菅の湯 - 松姫峠(季節運行)
- 上野原駅 - 新町 - 上岩 - 井戸
- 上野原駅 - 奥牧野 - 秋山支所前 - 秋山釣場
- 上野原駅 - 奥牧野 - 秋山支所前 - 秋山釣場 - 無生野
歴史
- 1901年(明治34年)8月1日 - 国鉄中央本線 八王子駅 - 当駅間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1902年(明治35年)6月1日 - 当駅 - 鳥沢間が開通。
- 1980年(昭和55年)4月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
隣の駅
※当駅に停車する特急「かいじ」(102号・104号(上り)121号(下り)のみ停車)の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Colorテンプレート:Color中央本線
脚注
関連項目
外部リンク
- ↑ JR東日本「各駅の乗車人員」
- ↑ 『鉄道ジャーナル』通巻506号(2008年12月号) p92
- ↑ 3.0 3.1 『鉄道ジャーナル』通巻506号(2008年12月号) p95