リング符号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:ダイアクリティカルマーク リングは、ダイアクリティカルマークの一種で、文字の上または下に付される小さなである。

よく似た記号

° (U+00B0)は、「」を表す単位記号である。

Å (U+212B)は、単位記号のオングストロームである。Å を参照のこと。

各言語における用法

デンマーク語ノルウェー語スウェーデン語ワロン語
å を用いる。円唇奥舌半広母音 テンプレート:IPA2 を表す。
チャモロ語
å を用いる。奥よりの テンプレート:IPA2 を表す。
チェコ語
ů を用いる。発音は長い テンプレート:IPA2ú と同じであるが、歴史的に o に由来する語に用いる。

音声記号

国際音声記号では、文字の下に置かれ、無声を表す。テンプレート:IPA2 のようにディセンダのある(下に長い)文字では上に書いてもよい。

その他の用法

サンスクリットの翻字で、音節を形成する r, l を表すのに、IAST方式ではドット符号を用いて ṛ, ṝ, ḷ, ḹ と記すが、ドットのかわりに下つきのリングを使って r̥, r̥̄, l̥, l̥̄ のように記されることもある。テンプレート:仮リンク 方式でもこの方法を採用し、ṛ, ḷ はそり舌の テンプレート:IPA2, テンプレート:IPA2 を表すために使用している。

インド・ヨーロッパ祖語の音節を形成する子音も *m̥, *n̥, *l̥, *r̥ のように下つきのリングを用いて表す。国際音声記号ではそれぞれ m̩, n̩, l̩, r̩ にあたる。

符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称

テンプレート:CharCode テンプレート:CharCode テンプレート:CharCode

大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
Å テンプレート:FormattingError 1-9-28 Å
&#xテンプレート:Dec to hex;
Å
å テンプレート:FormattingError 1-9-59 å
&#xテンプレート:Dec to hex;
å
デンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語、ワロン語、チャモロ語
Ů テンプレート:FormattingError 1-10-37 &#xテンプレート:Dec to hex;
Ů
ů テンプレート:FormattingError 1-10-53 &#xテンプレート:Dec to hex;
ů
チェコ語
Ǻ テンプレート:FormattingError &#xテンプレート:Dec to hex;
Ǻ
ǻ テンプレート:FormattingError &#xテンプレート:Dec to hex;
ǻ
テンプレート:FormattingError &#xテンプレート:Dec to hex;
Ḁ
テンプレート:FormattingError &#xテンプレート:Dec to hex;
ḁ
記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考

テンプレート:CharCode テンプレート:CharCode


参考文献

テンプレート:節stub

関連項目

外部リンク

テンプレート:節stub

テンプレート:ラテン文字

テンプレート:Language-stub