ボイシ

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ボイシ (Boise) はアメリカ合衆国アイダホ州の南西部、オレゴン州にほど近い同州最大都市で、州都であり、経済/工業の中心地である。2000年現在の国勢調査で、ここは人口185,787 人である。ここはエイダ郡郡庁所在地であり、ボイシ大都市圏の主要な都市である。ボイシの海抜は2,842フィート(864M) である。

全米指折りの治安が良好な都市としても知られており、CQプレス社の調べでも治安の良い都市として上位100位以内に入る(上位の殆どが大都市の近郊都市やフロリダのリゾート都市である中で、大都市圏の中心都市がランクインしている稀有な例である)。また、良好な自然環境、温暖な気候などから最も生活しやすい都市の一つに挙げられている。

歴史

市名は金鉱を管理していた陸軍がフォート・ボイシと名付けたことに因んでいる。地元の住民以外にはよく“ボイジー”と誤解されて発音される事が多いが、現地の発音は“ボイシ”又は“ボイスィー”である。

スネーク川支流の河谷に位置し、1862年の金鉱発見、またオレゴン街道の沿線都市として栄える。20世紀灌漑事業によって食品、食肉加工業が発達したが、近年はコンピュータ企業(Micron, Hewlett-Packard)の躍進によって目覚ましい発展を遂げている。

ボイシ市はアイダホ州が43番目の州としてアメリカ合衆国に加わった1890年7月3日にアイダホ州の州都となった。

地理

ボイシ市は北緯43度36分49秒、西経116度14分16秒 (43.613739, -116.237651)1 に位置している。北海道札幌市などと同緯度である。

アメリカ合衆国統計局によると、この都市は総面積165.7 km² (64.0 mi²) である。このうち165.2 km² (63.8 mi²) が陸地で0.5 km² (0.2 mi²) が水地域である。総面積の0.33%が水地域となっている。

人口動静

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ボイシのバスク人地区

2005年の外観

ボイシ市、及び一般的な大都市圏は1990年代及び2000年代を通して劇的な成長をはたした。アイダホ州南西部コミュニティー計画協会 (The Community Planning Association of Southwest Idaho 略称:COMPASS) はボイシ市の2005年現在の人口が208,000人以上と見積もっている[1]。それは以下の2000年国勢調査の外観から11%増加している。

ボイシ市は現在シアトル及びポートランドに続き、かつスポーケン及びタコマ市 (Tacoma) の前になる、北西部の中で3番目に大きな都市である。ボイシ市自身 (大都市圏を含まない) はソルトレイクシティより人口が多くなっている。

2000年の国勢調査

2000年現在の国勢調査2で、この都市は人口185,787人、74,438世帯、及び46,523家族が暮らしている。人口密度は1,124.7/km² (2,913.1/mi²) である。471.3/km² (1,220.7/mi²) の平均的な密度に77,850軒の住宅が建っている。この都市の人種的な構成は白人92.15%、アフリカン・アメリカン0.77%、先住民0.70%、アジア2.08%、太平洋諸島系0.16%、その他の人種1.74%、及び混血2.39%である。ここの人口の4.53%はヒスパニックまたはラテン系である。

この都市内の住民は25.3%が18歳未満の未成年、18歳以上24歳以下が11.7%、25歳以上44歳以下が32.3%、45歳以上64歳以下が20.6%、及び65歳以上が10.0%にわたっている。中央値年齢は33歳である。女性100人ごとに対して男性は98.1人である。18歳以上の女性100人ごとに対して男性は95.8人である。

教育

姉妹都市

外部リンク

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