ピドゥルギ号
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テンプレート:Infobox ピドゥルギ号(ピドゥルギごう)は、韓国国鉄にかつて存在した列車の種別。各駅停車に相当。ピドゥルギとは平和の象徴・ハトの意。1963年の鉄道庁発足からはポトン(普通)であったが、1982年に改称された。
トンイル号からの格下げ客車のほか、日本時代からの軽量客車を使用したりと、設備は当初から全体的に老朽化していた。車両の色は白地に灰色と黄色の帯。かつては青地に白帯で、緑一色だった事もある。90年代にはトンイル号への格上げが推し進められた。
末期は江原道の旌善線のみでの運行となり、2000年11月14日付けで廃止された。
気動車
1961年からソウル周辺で日本から有償援助された気動車159両(国鉄キハ52型ベース、180馬力エンジン2基搭載。製造は新潟鉄工所64両、近畿車輛51両、川崎車両5両、日本車輌39両)を使用した列車を運行した。これらの気動車は1974年以降の首都圏電鉄拡充により地方線区へ移転したが、49両が事故廃車となり、うち8両は火災事故であった。また、動力車不足のために気動車2両の間に客車3両を付随車として挟むなどの運用を行った。20両はエンジンを撤去され付随車となっていた。これら日本製気動車は1997年初頭に全廃された。