アボガドパワーズ

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テンプレート:美少女ゲームブランド アボガドパワーズ (Abogado Powers) は、北海道を本拠地とするアダルトゲームブランドである。愛称はあぼぱ

沿革

過去

1994年に株式会社クラフトワークスから独立する形でスタッフ3人で設立。1995年10月に「有限会社スケアクロウ」として法人化を果たす。創設者で初代代表はプログラマーの浦和雄(うら かずお、昭和47年(1972年) - 平成17年(2005年)6月28日[1])。

オリジナル5作目『終末の過ごし方 -The world is drawing to an W/end-』がスマッシュヒットとなってブレイクし、その後も『D+VINE[LUV]』、『とびでばいん』などで高評価を得る。2001年には倒産した有限会社グランブルーのブランド「xyz」を引き継ぎ、2003年、『えんじぇるMAKER 〜ひとつの願い〜』を発売した。

練りこまれた秀逸なゲームデザインや小池定路本田直樹などの手によるキャラクターで高評価を得て行く一方で、経営危機の連続に始まり、社屋天井水道管の破裂事故(通称「社屋水没事故」)、他には『終末の過ごし方』の原画集を発売するも、直後に出版を手掛けた新声社倒産してしまい、印税が1円も入らなかったというエピソードもあるなど、創業以来数々の不運に見舞われ続けた。かくて、経営的には厳しい状況が続いたが、浦がそれを自社ホームページ内で自らネタにしてしまう逞しさで知られた。この様な状況にあっても、浦がパチスロ稼業で会社を維持し続けたエピソード(社員の報酬を捻出するためにパチスロで稼いでいた)は、2001年に読売新聞の地方版で記事として取り上げられた程であった。

だが、最終的には2004年春、浦が病気を得てしまい(元々あまり体の具合が良くなく、それまでにも短期の入退院は幾度か繰り返していた)長期入院と現場からの離脱を余儀なくされていた所に、創業時からの主要メンバーであった幹部社員による背任横領行為が発覚、裁判沙汰となる[2]。また、社員に満足な報酬を払うことができず、この時点で過去のヒット作を手掛けた主要スタッフのほとんどが退職・離脱するなど、開発チームは事実上の崩壊状態であった。件の幹部社員によって当時開発中と公表されていた作品『聖剣H』も実際の制作は行われていなかった事が明らかになり、浦により『聖剣H』は開発中止がアナウンスされ、これ以降活動は停滞する。

結局、浦は病気が癒えぬまま2005年6月に34歳の若さで急死。後日、アボガドパワーズは公式ホームページで、浦の死とこの時点で開発中としていた新作『せぶんぴ~す! -Welcome to Lupinus-』の企画凍結を公表し、正式に活動を停止する。

現在

2008年に制作活動を再開した。復活第1作『すくすく水着 盗んだ水着はカルキ臭』を発売。

しかし、現在の会社概要やスタッフ陣容などについては明らかではない部分が多い。また、『すくすく水着 盗んだ水着はカルキ臭』以降に発表されている新作も無い。

他方では、公式ホームページによれば、「β-pink」というブランド名義で2007年にボーイズラブ作品『臨海合宿』を制作・発売しており、その他、「N43project」名義で他社ブランドのものも含めてDVD-PGを販売している模様である。

作品

第一期

第二期

スタッフ

現在のスタッフ構成は未公表、以下元スタッフ。

原画

シナリオ

音楽

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 日付は元スタッフである大槻涼樹のホームページ内[1]の2010年6月28日付の日記に基づく。
  2. まんだらけ 札幌店 DEEPZONE 本田氏以外のアボガドの雄といえば - まんだらけトピックス 2006年4月9日付

外部リンク