フォントワークス
テンプレート:Infobox フォントワークス株式会社は、フォント製作会社。1993年創業。本社は福岡県福岡市博多区上川端町。代表取締役は松雪文一。
かつては「フォントワークスジャパン」という社名であったが、これは同社の創立母体に海外の企業が関わっていたことが由来とされる。その後、2008年7月に現在の社名へと改められている。
日本語DTP環境においては、モリサワに次ぐ第2位のポジションを占めると言われており、出版・放送などでのシェアを伸ばしている。 また、自社ブランドフォントの多くに芸術家の名が使われていることも特徴である。
2013年6月11日、ソフトバンクテクノロジーが松雪文一社長らから発行株式のうち88%を取得し子会社化すると発表した。取得額は17億7100万円。[1]
LETS
フォントワークスはOCF、CID、OpenTypeといった各形式のフォントを販売しているが、売り切り制ではなく年間契約方式の「LETS」というサービスを提供している。これは、年会費を払っていれば、OSの違いを気にすることなく、さまざまな書体を使うことができるという包括的なサポートプログラムで、2005年からイワタも参加している。また、2009年2月よりタイプバンクも「タイプバンクLETS」の名称で、さらに2010年には白舟書体も「白舟LETS」の名称でそれぞれ参加している。
この年間契約方式のライセンスプログラムはフォントメーカー他社にも影響を与えており、モリサワが同様の仕組みである「MORISAWA PASSPORT」(モリサワ・パスポート)を開始しているほか、ダイナコムウェア、リョービイマジクス、視覚デザイン研究所などが同様のライセンスプログラムを開始している。
しかしながら、年間契約方式においては、毎年年会費という「固定経費」が発生することから、(特にフォントについては)「買い切り(売り切り)」での「経費は購入時のみ」という考え方が浸透しているユーザーの一部に未だ反発や疑問の声も少なくない。
主なフォント
脚注
外部リンク
テンプレート:Asbox- ↑ ソフトバンク・テクノロジー、フォントワークスを子会社化 ITmedia、2013年6月11日。