芥川作曲賞
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テンプレート:Infobox Award テンプレート:Portal クラシック音楽 芥川作曲賞(あくたがわさっきょくしょう)は、芥川也寸志を記念して、サントリー音楽財団が1990年4月に創設した賞。日本の新進作曲家の作品のうち、最も「清新かつ将来性に富む」ものを対象に贈られる。
概要
この賞の特徴のひとつに「公開選考」を行う点がある。最終選考は毎年8月下旬にサントリーホールで行われる。候補作品を演奏会形式で紹介した後、ステージ上で3人の選考委員による公開討論が行われ、受賞作品が決まる。受賞者には賞状と賞金50万円が授与される。さらに交響管弦楽曲の新作制作を委嘱され、委嘱作品は財団主催のコンサートで(通常は2年後の同賞最終選考の際に)初演される。
受賞作品一覧
- 第1回 (1991年)
- 高橋裕『Symphonic Karma』
- 第2回 (1992年)
- 山田泉『一つの素描〜ピアノとオーケストラによる2』
- 第3回 (1993年)
- 第4回 (1994年)
- 江村哲二『ヴァイオリン協奏曲第2番「インテクステリア」』
- 第5回 (1995年)
- 伊左治直『畸形の天女/七夕』
- 第6回 (1996年)
- 権代敦彦『DIESIRAE/LACRIMOSA(怒りの日/嘆きの日)』
- 第7回 (1997年)
- 川島素晴『Dual Personality─打楽器独奏と2群のオーケストラのための』
- 第8回 (1998年)
- 伊藤弘之『2台のピアノとオーケストラのための〈シーシュポスの神話〉』
- 第9回 (1999年)
- 菱沼尚子『REFLEX for piano and orchestra』
- 第10回 (2000年)
- 望月京『カメラ・ルシダ』
- 第11回 (2001年)
- 原田敬子『響きあう隔たりIII』
- 第12回 (2002年)
- 夏田昌和『アストレーション〜オーケストラのための―ジェラール・グリゼイの追憶に―』
- 第13回 (2003年)
- 山本裕之『カンティクム・トレムルムII』
- 第14回 (2004年)
- 三輪眞弘『村松ギヤ・エンジンによるボレロ』
- 第15回 (2005年)
- 斉木由美『アントモフォニーIII』
- 第16回 (2006年)
- 糀場富美子『未風化の七つの横顔〜ピアノとオーケストラのために』
- 第17回 (2007年)
- 第18回 (2008年)
- 法倉雅紀『延喜の祭禮 第二番〜室内オーケストラのための』
- 第19回 (2009年)
- 藤倉大『- - - as I am - - -』
- 第20回 (2010年)
- 山根明季子『水玉コレクションNo.04 室内オーケストラのための』
- 第21回 (2011年)
- 山内雅弘『宙の形象−ピアノとオーケストラのための』
- 第22回 (2012年)
- 新井健歩『鬩ぎ合う先に〜オーケストラのための〜』
- 第23回 (2013年)
- 酒井健治『ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲』