国道282号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road
国道282号(こくどう282ごう)は、岩手県盛岡市から青森県平川市に至る一般国道である。
目次
概要
当路線は、全区間東北自動車道の盛岡IC - 碇ヶ関IC間と並行しており、この区間は迂回路としても機能する。ただし、区間によってバイパス道路が整備されていないため、国道4号と並行する区間は国道282号の方が走行性が劣る。
路線データ
- 起点:盛岡市(NHK前交差点=国道4号上、国道46号、国道281号起点)
- 終点:青森県平川市(碇ヶ関交差点=国道7号交点)
- 重要な経過地:岩手県滝沢市、八幡平市、秋田県鹿角市、鹿角郡小坂町
- 距離:124.2km
- 指定区間:全線
- 2010年1月10日から全線が指定区間となった。
歴史
盛岡・鹿角間
- 1954年(昭和29年)1月20日 - 県道盛岡花輪線の一部及び県道大館盛岡線の一部が、盛岡毛馬内線(岩手県盛岡市 - 秋田県鹿角郡毛馬内町(現・鹿角市))として主要地方道の指定を受ける(昭和29年建設省告示第16号)。
- 1954年(昭和29年)8月16日 - 岩手県により県道盛岡毛馬内線として認定される(昭和29年岩手県告示第649号)。
- 1954年(昭和29年)12月2日 - 秋田県により県道盛岡毛馬内線として認定される(昭和29年秋田県告示第488号)。
- 1964年(昭和39年)12月28日 - 主要地方道としての路線名が盛岡十和田線に変更される(昭和39年建設省告示第3620号)。
鹿角・平川間
- 1954年(昭和29年)1月20日 - 県道大鰐小坂線、県道小坂大鰐線の一部及び県道毛馬内小坂線の一部が、大鰐毛馬内線(青森県南津軽郡大鰐町 - 秋田県鹿角郡毛馬内町(現・鹿角市))として主要地方道の指定を受ける(昭和29年建設省告示第16号)。
- 1954年(昭和29年)9月16日 - 青森県により県道大鰐毛馬内線として認定される(昭和29年青森県告示第826号)。
- 1954年(昭和29年)12月2日 - 秋田県により県道大鰐毛馬内線として認定される(昭和29年秋田県告示第488号)。
- 1964年(昭和39年)12月28日 - 主要地方道としての路線名が大鰐小坂十和田線に変更される(昭和39年建設省告示第3620号)。
国道指定後
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 一般国道282号(岩手県盛岡市 - 秋田県大館市)として指定。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 国道の区間が変更される(岩手県盛岡市 - 青森県南津軽郡碇ヶ関村→現:平川市)。
- 1993年(平成5年) - 分レバイパス整備に伴い分岐点変更。
重複区間
通過する自治体
主な接続道路
- 国道4号、国道46号(盛岡市・NHK前交差点)
- 国道4号、国道281号(滝沢市・分れ南交差点)
- 県道16号盛岡環状線(滝沢市・分れ交差点)
- 岩手県道278号鵜飼滝沢線(滝沢市巣子)
- 東北自動車道西根IC(八幡平市)
- 岩手県道191号大更停車場線(八幡平市大更)
- 岩手県道・秋田県道23号大更八幡平線(八幡平市大更・上町交差点)
- 岩手県道257号岩手大更線(八幡平市大更・八幡平市役所前)
- 岩手県道17号岩手平舘線(八幡平市平舘・本町交差点)
- 岩手県道45号柏台松尾線(八幡平市・松尾八幡平駅前)
- 東北自動車道安代IC(八幡平市)
- 岩手県道6号二戸五日市線(八幡平市・五日市交差点)
- 岩手県道・秋田県道195号田山花輪線(八幡平市田山)
- 国道341号(鹿角市長嶺交差点)
- 東北自動車道鹿角八幡平IC(鹿角市)
- 秋田県道66号十二所花輪大湯線(鹿角市花輪)
- 岩手県道・秋田県道195号田山花輪線(鹿角市花輪)
- 国道103号・国道104号・国道285号(鹿角市・上陣場交差点)
- 秋田県道313号雪沢十和田毛馬内線(鹿角市・毛馬内交差点)
- 秋田県道2号大館十和田湖線(小坂町・五十刈交差点)
- 国道7号(平川市碇ヶ関碇ヶ関交差点(碇ヶ関関所付近))
踏切
- 第1津軽街道踏切(八幡平市平舘)
- 第5津軽街道踏切(八幡平市荒屋)
バイパス
道の駅
交通量
2005年度(平成17年度道路交通センサスより)
平日24時間交通量(台)
- 滝沢市一本木 - 20,219
- 鹿角市八幡平字石通 - 2,666
- 平川市碇ヶ関西碇ヶ関山 - 1,013