ヒュンダイ・エクセル
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ヒュンダイ・エクセル(Excel)またはポニーエクセル(Pony Excel)はかつて現代自動車が生産した乗用車である。
概要
ポニーの直接の後継車種(ポニー→ポニーエクセル→エクセルと代わっている)であり、三菱自工の2代目ミラージュをベースにした車両である。ボディタイプは4ドアセダン、5ドアハッチバック、3ドアハッチバックがあった。エンジンは全て三菱自工製のオリオンエンジンが搭載されていた。 現代自動車の発展の基礎となった車種で、北米(カナダ、アメリカ)で価格の安さから爆発的な人気を得た。また、当時(1980年代中頃~後半)高度経済成長下にあった韓国国内でも国民の所得の向上から乗用車が一般にも普及するようになったため、ベストセラー車となった。 カナダでは一時期現地生産したことがあったが、現地生産モデルは品質管理に問題があったという。 エクセルの派生車種として4ドアセダンのプレストも存在、こちらも韓国国内をはじめ海外においても人気を得ていた。 エクセルはマイナーチェンジを繰り返し、90年代に入っても安価なことから売れ続け、1994年まで生産が継続されていた。
なお、同時期に販売されていた2ドアクーペのスクープはこの車をベースにしているとされる。
韓国外市場においてのエクセル
- 北米では三菱自動車の販売チャネルでMitsubishi Precisとして販売していたことがある。
- "エクセル"は初代アクセントのオーストラリア名でもある。
- その一方、当のエクセルが先代モデルである"ポニー"の名称で販売された地域も存在した。