国道114号
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国道114号(こくどう114ごう)は、福島県福島市から同県双葉郡浪江町に至る一般国道である。
目次
概要
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点 : 福島市(仲間町交差点=国道4号交点)
- 終点 : 福島県双葉郡浪江町(知命寺交差点=国道6号交点)
- 重要な経過地 : 福島県伊達郡川俣町
- 路線延長 : 69.0 km[2][注釈 2]
- 指定区間 : なし[3]
歴史
- 1953年(昭和28年)5月18日
- 1965年(昭和40年)4月1日
- 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道114号として指定施行[5]。
- 2011年(平成23年)3月11日から
- 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴い、通行規制が実施される。詳しくは「原子力災害に伴う交通規制」セクションを参照のこと。
路線状況
「川俣街道」、「富岡街道」、「福浪線(ふくなみせん)」の別名で呼ばれることがある。
バイパス
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- 渡利バイパス(わたりバイパス)は、福島市の国道4号(仲間町交差点)から旧道交点の同渡利字金払までを結ぶ全長8.2kmの現道。旧道の起点、国道4号弁天山交差点の渋滞緩和及び、市内渡利・小倉寺地内の線形不良を避けるため建設された。豊田町 - 渡利の2.2kmと立子山地内の1.8kmが先行開通し、2004年(平成16年)1月15日にその間の4.2kmが開通となり全線供用された。これに伴い、旧道区間(福島市渡利弁天山交差点 - 新道接続点)は市道に降格した。
- 道路施設
- 渡利大橋
- 渡利トンネル
- 絵馬平トンネル
- 中山大橋
- 道路施設
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- 川俣バイパス(かわまたバイパス)川俣町(川俣町大字鶴沢字学校前 - 同小綱木字松ノ口)を結ぶ全長4.1kmの現道。川俣町内の幅員狭小や右左折を解消し渋滞の緩和、またそれによる旧道を走る路線バスの円滑な運行の支援を目的として1983年(昭和58年)度から事業が行われた。鶴沢から川俣トンネルを経由して川原田の国道349号交点までの3.135km(第1、第2工区)が1995年(平成3年)6月16日に開通した後、残る第3工区が2009年(平成21年)3月29日に供用を開始し、全線開通となった。後に旧道が指定解除されて国道349号との重複区間は解消された。
- 道路施設
- 川俣トンネル
- 道路施設
- テンプレート:Anchor(建設中)
- 小綱木バイパス(こつなぎバイパス)は、川俣町大字小綱木地内(同字沢 - 同字上船形石)の狭小区間解消のため2001年度(平成13年度)に事業化された2.62kmの路線。山間部をトンネル(L=550m)で抜ける予定。
- 道路施設
- 小綱木トンネル
- 道路施設
重複区間
道路施設
トンネル
- 渡利トンネル(福島市) - 渡利バイパスにある2001年(平成13年)7月に竣工したトンネル。全長650m、幅12.5m、高さ4.7m、施工は佐藤工業・多田特定建設工事共同企業体。
- 絵馬平トンネル(福島市) - 渡利バイパスにある2004年(平成16年)1月に竣工したトンネル。全長575m、全幅12.5m、高さ4.7m、施行は佐藤工業・多田建設特定建設工事共同企業体。
- 川俣トンネル(伊達郡川俣町) - 川俣バイパスにある1993年(平成5年)3月に竣工したトンネル。全長277.5m、全幅6.5m、高さ4.7m、施行は佐藤工業・旭建設特定建設工事共同企業体。
- 昼曽根トンネル(双葉郡浪江町) - 1994年(平成6年)3月竣工。全長725m、施行は横山・東北・泉田特定建設工事共同企業体。
- 矢具野トンネル(双葉郡浪江町) - 1987年(昭和62年)11月竣工。矢具野大橋と隣り合っている。全長189m、全幅6m、高さ4.5m、施工は庄治・横山建設共同企業体。
- 大柿トンネル(双葉郡浪江町・南相馬市) - 1981年(昭和56年)12月竣工。全長…470m、全幅9m、高さ4.5m、施工はフジタ工業。
- 沢中トンネル(双葉郡浪江町) - 1982年(昭和57年)3月竣工。全長140m、全幅9m、高さ4.5m、施工は相双建設共同企業体。[注釈 3]
- 仙人沢トンネル(双葉郡浪江町) - 1981年(昭和56年)3月竣工。ラジオ放送の受信が可能となっている。全長1024.44m、全幅9m、高さ4.5m、施行は青木建設。
橋梁
道の駅
- 道の駅川俣(伊達郡川俣町)
原子力災害に伴う交通規制
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の津波被害によって福島第一原子力発電所事故が発生。翌3月12日に一連の原子力緊急事態宣言のうちいわゆる「半径10km以内の住民避難指示」を受け、浪江町昼曽根トンネルから浪江町知命寺(終点)までの区間への進入が制限される。この時点はまだ法的根拠が無く、あくまで地元自治体(福島県および浪江町)災害対策本部が設定した、暫定基準に基づく措置という立場であった。
翌月に入り、4月22日に福島第一原子力発電所事故に伴う、原子力災害対策特別措置法の原子力災害対策本部長権限に基づく警戒区域設定(いわゆる半径20km圏)が午前0時を以って発動。これにより浪江町大字下津島字萱深、双葉警察署(浪江分庁舎管轄)津島駐在所付近から終点までの区間が正式に通行止めとなる。[6]
なお、2013年4月1日からは避難区域の再編に伴い、浪江町室原から終点までの区間が通行止め解除。同時に浪江町津島(川俣町・浪江町境)から室原までの区間が帰還困難区域とされるのに伴い、通行止めとなる。
地理
阿武隈高地を通過している。
通過する自治体
交差する道路
脚注
注釈
出典
関連項目
テンプレート:Asboxテンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Wikisource-inline
- ↑ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
- ↑ 福島県双葉警察署 - 駐在所の紹介 - 双葉警察署(2012年12月07日閲覧)
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