国道103号
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road 国道103号(こくどう103ごう)は、青森県青森市から十和田湖を経由して秋田県大館市に至る一般国道である。
目次
概要
青森県青森市中心部から南下し、八甲田山系、十和田八幡平国立公園内の十和田湖東側から、南側の湖畔を通り秋田県に入る。発荷峠を越えて鹿角市十和田大湯中滝で国道104号と合流し、終点まで国道104号重複区間となる。東北自動車道 十和田ICに接続し、米代川の北側を西へ進み、大館市十二所から大館バイパス・大館南バイパスが続き、大館南IC(秋田自動車道、国道7号大館西道路)に接続したあと、終点・大館市立花交差点(国道7号交点)に至る。
十和田湖の発荷峠から鹿角市十和田大湯中滝までは、ワインディングロードになっており、改良工事が進んでいる。
当道路は、秋田県北部地域で東北自動車道へのアクセス道として利用され、鹿角方から秋田自動車道・大館能代空港へのアクセス道として利用される。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点 : 青森市(橋本二丁目交差点=国道4号交点)
- 終点 : 大館市(立花交差点=国道7号交点、国道104号終点)
- 重要な経過地:青森県上北郡十和田湖町[注釈 2]、秋田県鹿角郡小坂町、鹿角市
- 路線延長 : 144.2 km(実延長129.4 km、現道116.8 km)[2][注釈 3]
- 青森県区間 : 80.2 km(実延長65.4 km、現道55.4 km)
- 秋田県区間 : 64.0 km(実延長64.0 km、現道61.5 km)
- 指定区間 : なし[3]
歴史
路線状況
通称
- 観光通り(青森市内)
- 八甲田・十和田ゴールドライン
バイパス
- 横内バイパス
- 横内バイパス(よこうちバイパス)は、青森市大字横内に建設されたバイパス道路である。1997年(平成9年)テンプレート:要出典範囲に全線で供用を開始した[7]。2012年現在も新旧いずれも国道103号として指定されており、路線バスは旧道を通過している[8]。
- 当該区間を含む青森市から十和田湖町(現在の十和田市)までは、1993年(平成5年)に国道103号の一部として編入されるまで県道青森十和田湖線であった。青森市と八甲田山や十和田湖といった観光地を結ぶ道路として、また地域の幹線道路として利用されており、青森県道44号青森環状野内線との交点である通称横内十文字は、朝夕を中心に渋滞が発生していた[9]。
- そこで、青森県は渋滞解消と1993年(平成5年)に開校した青森公立大学へのアクセス向上を目的[10]としたバイパス道路の建設に乗り出し、1994年(平成6年)9月の部分開通記念として「新緑と紅葉と樹氷への道」碑を建立している[11]。残区間についても事業着手し、遺跡調査時に通過地には桜峯遺跡が存在することが判明したことから計画の変更と遺跡の保存を青森県文化課が要望したが、最終的には計画変更がなされることなく建設されることとなった[10]。なお、桜峯遺跡の出土品から北陸地方の朝日下層式土器との関連性が指摘されている[12]。
- 惣辺バイパス
- 惣辺バイパス(そうべバイパス)は、十和田市の焼山(やけやま)から惣辺および青橅山(あおぶなやま)を経由して子ノ口(ねのくち)に至るバイパス道路の総称である。国道102号および国道103号に跨がって3区間からなり、2009年現在は第1期の奥入瀬バイパスが供用中、第2期の青橅山バイパスが計画中、第3期の焼山 - 惣辺は名称が決定されていない[13]。本項では青橅山バイパスについて述べる。惣辺バイパスの概要と奥入瀬バイパスは「国道102号#バイパス」を参照のこと。
- 宇樽部バイパス
- 末広バイパス
- 大館バイパス
- 大館(おおだて)バイパスは、大館市十二所から同市山館に至る延長9.5kmのバイパス道路である[14]。東北自動車道十和田ICの開設に合わせて1983年(昭和58年)9月に全線で供用を開始した。
- 十和田ICは秋田県北東の内陸部に位置する鹿角市に開設されることとなり、同ICと秋田県北部の政治、経済、文化の中心都市である大館市[15]との速達連絡を目的として、同ICの開通に合わせて建設された。本来であれば指定区間ではないため、秋田県が整備することとなっていたが、その事業規模から国が権限代行区間として1974年(昭和49年)に事業着手した[14]。
- 旧道は、バイパスに対して米代川の左岸(南側)をJR花輪線と並行し、旧比内町を経由していた。現在は秋田県道66号十二所花輪大湯線と秋田県道52号比内田代線のそれぞれ一部を構成する。バイパスの終点側は後述の大館南バイパスと接続している。
重複区間
- 国道394号(青森市荒川・城ヶ倉交差点 - 十和田市・谷地交差点)
- 青森県道122号酸ケ湯高田線・青森市道酸ヶ湯野木線(酸ヶ湯温泉付近)
- 国道に県道と市道が重複する珍しい路線となっている。テンプレート:要出典
- 国道102号(十和田市・焼山交差点 - 子ノ口交差点)
- 国道454号(十和田市・宇樽部交差点 - 小坂町・和井内交差点)
- 国道104号(鹿角市十和田大湯中滝 - 終点)
- 国道285号(鹿角市・上陣場交差点 - 大館市・中山交差点)
冬期交通規制区間
通行止
- 青森市酸ヶ湯 - 十和田市谷地(11月下旬 - 4月上旬)
- 十和田市宇樽部 - 十和田市休屋(旧道のみ、11月下旬 - 4月上旬)
時間規制
- 青森市雲谷 - 青森市酸ヶ湯(12月中旬 - 3月中旬、21時 - 翌7時30分通行止)
地理
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通過する自治体
交差する道路
- 国道4号(青森市橋本二丁目交差点)
- 国道7号バイパス(青森市・八ツ役交差点)
- 青森県道40号青森田代十和田線枝線(青森市横内)
- 国道394号(青森市・城ヶ倉交差点、十和田市・谷地交差点)
- 国道102号(十和田市・焼山交差点、子ノ口交差点)
- 国道454号(十和田市・宇樽部交差点、小坂町・和井内交差点)
- 秋田県道2号大館十和田湖線(鹿角市十和田大湯・発荷峠交点)
- 国道104号(鹿角市十和田大湯中滝)
- 秋田県道66号十二所花輪大湯線(鹿角市十和田大湯・交点)
- 国道282号、国道285号(鹿角市・上陣場交差点、国道285号終点)
- 東北自動車道 十和田インターチェンジ
- 国道285号(大館市・中山交差点)
- 秋田県道102号大館鷹巣線(根下戸ランプ)
- 秋田自動車道(国道7号大館西道路)大館南IC
- 国道7号(大館市・立花交差点、終点)
沿線
- NTT東日本青森支店(青森側起点付近にある)
- サンロード青森
- イオン青森店
- イオンタウン青森浜田
- NHK青森放送局妙見ラジオ放送所
- 青森公立大学
- 雲谷峠
- モヤヒルズ
- 雲谷スキー場
- ヴィラシティ雲谷
- 岩木山展望所
- 八甲田スキー場
- 八甲田ロープウェイ
- 八甲田リゾートホテル
- 酸ヶ湯温泉
- ふかし湯(まんじゅうふかし)
- 傘松峠
- 猿倉温泉
- 谷地温泉
- 蔦温泉
- 十和田湖温泉スキー場
- 十和田八幡平国立公園・十和田湖(休屋・乙女の像など)
- 大湯温泉
- 東北自動車道十和田IC
- JR花輪線
- 秋田労災病院
脚注
注釈
出典
関連項目
テンプレート:Asbox- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Wikisource-inline
- ↑ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
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