山武町
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地理
町は九十九里平野のはずれの地点にあり、町東部は平坦な地形だが、西部は丘と平野が入り乱れる特殊な地形をしている。また、九十九里平野と下総台地のほぼ境目にあり、谷津田といわれる谷あいの土地に作られた田が目立つ。
隣接していた自治体
歴史
行政
- 現町長:松下浩明(まつした ひろあき)
産業
山武町の産業は『山武杉』で知られるように林業や農業盛んであるが過疎による後継者不足に悩んでいる。
農業は主に、西部の日向地区ではニンジン、スイカ、水稲、トマトなどが、また、東部の睦岡地区ではニンジン、スイカ、トマトに加えホウレンソウ、ダイコンなどの畑作作物がよく作られている。また、近年は有機農法による有機農産物も作られている。
交通
鉄道
道路
施設
山武町は自然溢れる町を目指している。主な施設は、さんぶの森公園や、さんぶの森図書館等である。 また、2005年にはプールや福祉施設を兼ね備えたさんぶの森元気館が完成し、高齢化社会に備えている。
合併問題
山武町、松尾町、蓮沼村、東金市、成東町、九十九里町を合併し、新市である九十九里市にしようという計画があったが、東金市で行われた合併の是非を問う住民投票で反対多数となったため断念した。その後、山武町、松尾町、蓮沼村、成東町により改めて合併協議が行われ、2006年3月27日に新市山武市として合併することになった。