浅岸駅
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浅岸駅(あさぎしえき)は、岩手県盛岡市新庄字中津川にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)山田線の駅。
駅構造
以前は隣の大志田駅とともにスイッチバック駅であった。急行や貨物列車はそのまま通過できるが、宮古方面行きの列車は本線を分岐してすぐに行き止まりのホームへ停車していた。盛岡行きは一旦バックして駅に入る構造だった。配線は大志田駅と同じであった。
駅周辺
周辺に人家もほとんど無い山の中である。このため、隣の大志田駅とともに一部の鉄道ファンから秘境駅と呼ばれている。駅周辺での熊の目撃情報があり、待合室には注意を促す盛岡駅長名の貼り紙がある。国道106号線から舗装された市道で12キロある(国道に浅岸駅までの看板あり)。大志田駅へは13キロ、徒歩だと5時間かかる。そのため、2012年度冬季から隣の大志田駅と同様に冬季休業となった[1]。
駅から区界側に2キロほど第一飛鳥トンネル口付近に昭和2年建立の慰霊碑がある。山田線建設時犠牲となった8名の名前が刻まれている。
- 盛岡保線技術センター休憩室
- 浅岸雨量・積雪観測局
- 中津川地区振興センター(盛岡市立中津川小学校跡地)
歴史
- 1928年(昭和3年)9月25日 - 上米内 - 区界間の延伸開業時に開業。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 貨物取扱を廃止。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - スイッチバック廃止。同時にホームを本線上に移転し、無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2013年(平成25年) - 1月1日から冬季休業となる(2012年度は2013年3月15日まで、2013年度以降は12月15日 - 3月15日)。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山田線
関連項目
脚注
- ↑ 山田線「大志田駅及び浅岸駅」冬季期間の列車通過について東日本旅客鉄道盛岡支社 2012年12月4日