エーリヒ・メンデルゾーン
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エーリヒ・メンデルゾーン(Erich Mendelsohn, 1887年3月21日 東プロシア・アレンシュタイン(現ポーランド・オルシュティン) - 1953年9月15日 サン・フランシスコ)は、ドイツ出身のユダヤ系建築家。
経歴
1907年ミュンヘン大学経済学部に入学したが、翌年にはベルリンのシャルロッテンブルク工科大学に移り建築を学び始めた。在学中にはミュンヘンの建築家テオドール・フィッシャーに師事。1912年に大学を卒業すると、建築設計事務所を開設し設計活動を始めた。1933年にドイツ国内におけるナチスの台頭が顕著になると、迫害を恐れたメンデルゾーンはイギリスロンドンへ移り、以降はパレスチナ、1941年にはさらにアメリカサン・フランシスコへ移った。1945年サンフランシスコに事務所を開設。
作品
- Kaufhaus Schocken in Chemnitz.jpg
ショッケン百貨店(1930年、ケムニッツ)
- Potsdamer Platz mit Columbushaus, 1932.jpg
コランバスハウスビル(1930年、ベルリン)
1953年の東ベルリン暴動で焼き討ちに遭い、その後解体 - IG-Metall-Haus Berlin-Kreuzberg.jpg
ドイツ金属労連本部(1930年、ベルリン)
- Hadassah University Hospital, Mt. Scopus, Jerusalem.jpg
ハダッシュ大学病院(1934年、エルサレム)