JRの車両形式
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JRの車両形式(ジェイアール-しゃりょうけいしき)とは、JRでの車両形式について説明する。
JRグループでは、発足時は国鉄の車両をそのまま継承してスタートした。その後各社別々に新造や改造に伴う新形式が誕生することになった。当初は国鉄時代の形式称号の延長で新たな系列・形式が登場したが、独自の命名方法を採用する会社も現れた。しかし、基本的な車両形式のつけ方は概ね国鉄時代を踏襲し、かつJR各社間での系列・形式の重複を避けるように配慮して命名しているように思われる。
例外として、JR四国は私鉄のような別体系の命名方法を採用している("クハ","モハ"等表記もない)。また、JR東日本は1993年以降、系列を示す番号の直前に(Eastの)「E」を挿入しているが命名方法自体は国鉄式に準じている。またハイブリッド動力方式を採用している形式には、「ハイブリッド」を意味する「HB」、蓄電池からの電力を使用し走行する形式に「EV」という形で、新しい表記が誕生している。
さらに、各社の既存車両の改造に伴って他社と重複した形式名や車両番号が生ずる場合もわずかながら発生している。
ここでは、JRグループ各社毎に新たにつけられた車両の系列名を説明し、改造などでできた既存系列の新形式、既存形式の新番台区分なども適宜扱う。