第四学区
第4学区(だいよんがっく)
- 学区(学校群制度)の区分の一つ。
- テレビ番組「第4学区」。本稿ではこれを記す。
- 上記のテレビ番組を本にしたもの
『第4学区』(だいよんがっく)とは、1999年4月から同年9月まで、および2000年4月から同年9月までフジテレビで金曜日深夜に放送された関東ローカルのトーク番組。
概要
2人の出身地としてのみの共通項である東京都の第四学区について語り、かつ学区内を巡り歩くというもの(実際は、思い出話より、ただの下ネタや毒舌の方が多かった)。なお、第四学区とは都立高等学校の学区の一つであり、文京区、豊島区、北区、板橋区をその範囲とした(2003年撤廃)。また、ロケ地も第四学区内に留まらず、朝霞市の田園や大分県の湯布院温泉などでのロケもあった。
オープニングもエンディングも無く、毎回唐突に始まり唐突に終わっていた(テンプレート:要出典範囲)。両者ともに本番中に酒を飲みながら楽屋トーク調の喋りを延々と続けるため、オチが存在しない話が多い。下ネタも多く、放送禁止用語専用の効果音である1kHzが毎週かなりの頻度で放送されたため、テンプレート:要出典範囲。また、ある回では両者と男性スタッフ全員が露天風呂に入り全裸(映像はモザイクだらけで音声のみばかりか映像まで使えない物をオンエアーしてしまう)でエンディングの〆をやったこともある。
レギュラー放送終了後の2000年12月29日には『第4学区スポーツ』と称したスペシャル番組が放送され、それまでの二人の半生とスポーツ界での出来事とを絡めたトークが展開された。その際に2人のスポーツに関わる思い出の品が展示され、古舘は1988年8月8日に『ワールドプロレスリング』の実況を卒業した際にアントニオ猪木からプレゼントされた「プロレスリングワールドチャンピオンベルト」を、石橋は『生ダラ』でアイルトン・セナからプレゼントされたヘルメットを紹介した。
また単行本も出版されており(集英社インターナショナル、ISBN 978-4797670189)、同書には両者の素のトークとくどいほどの下ネタが記されている(中古市場で一部出回っているが、入手は困難なものと思われる)。
出演
スタッフ
第一期
- 企画:古舘伊知郎、石橋貴明
- カメラ:大山浩文、斉藤佳久、小林重徳
- カメラアシスタント:佐多正行
- VE:高山昌樹、森彰史、田中昭博
- 音声:谷保明、三津山泰宏、常田茂雄
- 音効:仲西匡、北澤寛之
- 照明:小田原敬、吉川知孝、安藤雄郎、楢橋秀満
- 編集:高橋欣睦、井浦真由美
- MA:石黒裕二、天谷馬直男
- メイク:尚司芳和
- デスク:鈴木桂子
- 衣裳:初谷望、杉田佳子
- 技術協力:八峯テレビ、FLT、アンサーズ、3×7
- 制作協力:古舘プロジェクト、アライバル、ウイルスプロダクション
- AD:延原正治、小野慎介
- TK:安富弘江
- ディレクター:稲村健
- プロデューサー:松村匠
- 制作:フジテレビ第二制作部
- 制作著作:フジテレビ