為栗駅
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為栗駅(してぐりえき)は、長野県下伊那郡天龍村平岡字為栗にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅。難読の駅名でもある。
朝夕の一部の普通列車は当駅を通過するが、一方で朝に上り1本のみ設定されている快速列車は隣の平岡駅まで各駅に停車するため当駅にも停車する。
駅構造
駅周辺
戦前は川岸に為栗の集落が点在していたが、ダム完成によって水没し、人家は周囲に殆ど無い。駅裏にダムによって水没しなかった二軒の人家が存在している(2000年時点)[1]。
- 天竜川
- 駅からすぐの場所で流路が大きく湾曲しており、「信濃恋し」と呼ばれている。
- 県道430号線(為栗和合線)が為栗駅から伸びる唯一の道路である。
- この道路は駅前から天竜川を渡る天竜橋全体までの117メートルの区間が二輪以外の自動車通行止めとなっている。橋は車止めが設置されており物理的にも自動車は進入できない。
- 県道430号線は数百メートルで県道1号線(飯田富山佐久間線)と交差する。交差点には飲食店(営業時間不明)があるほか、天竜川に降りることができる。
- 県道1号線を越えた場所に和知野川キャンプ場やテニスコートなど観光スポーツ施設がある。
- 駅周辺から先の天竜川沿いは鳥獣保護区(谷京鳥獣保護区)になっている。
歴史
- 1936年(昭和11年)8月19日 - 三信鉄道の満島(現・平岡) - 温田間に為栗停留場として開業。旅客駅。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 三信鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄が承継。同時に駅に昇格し、為栗駅となる。
- 1952年(昭和27年)12月2日 - 旅客取扱区間の制限を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2013年(平成25年)9月 - 台風18号の影響により、平岡駅 - 天竜峡駅間は運休となり、バスによる代行輸送となる。
- 2013年(平成25年)10月10日 - 天竜峡駅 - 平岡駅間の運転を再開。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 飯田線
- テンプレート:Color快速(上りのみ運転)・テンプレート:Color普通(一部の列車は通過)
- ※ 1951年(昭和26年)7月31日まで、平岡駅との間に遠山口駅が存在した。
- ※ 1943年(昭和18年)7月31日まで、温田駅との間に我科駅が存在した。
脚注
- ↑ http://hp1.cyberstation.ne.jp/hikyoueki/shiteguri.htm 秘境駅へ行こう! 為栗駅 2000/1/18作成 2013年7月31日閲覧