遠藤守信

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テンプレート:Infobox Scientist 遠藤 守信(えんどう もりのぶ、1946年9月28日 - )は、長野県須坂市生まれの化学者信州大学特別特任教授

専門分野

カーボンナノチューブ、新炭素体の科学と応用。 1991年、日本の飯島澄男(名城大学大学院理工学研究科教授)によって、フラーレンを作っている途中にアーク放電した炭素電極の陰極側の堆積物中から初めてTEM(透過電子顕微鏡)によって発見されたカーボンナノチューブ化学気相成長法による大量生産技術を開発した。当該製法により生産されたカーボンナノチューブは「遠藤ファイバー」と呼ばれ、リチウム電池などに使用されているほか電子デバイス等多くの分野で実用化されている。 上記の実績によりノーベル化学賞候補と目されている。

現職

略歴

賞歴

  • 1995年 - 炭素材料学会賞受賞。(炭素材料学会)
  • 2001年 - Charles E. Pettinos賞受賞。(American Carbon Society)
  • 2002年 - LEE HSUN Lecture Series 賞受賞。
    (Institute of Metal Research,The Chinese Academy of Science,中国)
  • 2003年 - 信毎賞受賞。(財団法人信毎文化事業団)
  • 2003年 - 石川カーボン賞受賞。(財団法人石川カーボン科学技術振興財団)
  • 2004年 - Medal of Achievement in Carbon Science and Technology, American Carbon Society
  • 2004年 - 北京化工大学名誉教授。
  • 2005年 - 文部科学大臣賞。
    知的クラスター創成事業「長野・上田スマートデバイスクラスター」産学官連携活動の推進及び科学技術の振興に取り組み他の模範となる大きな成果を挙げ科学技術創造立国実現に向けた功績。
  • 2006年 - Best of Small Tech Awards 2006 受賞。
  • 2007年 - 文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞。
  • 2007年 - 平成19年度 長野県知事表彰 産業功労者(商工)を受賞。
  • 2008年 - 中日文化賞受賞[1]
  • 2008年 - 紫綬褒章受章
  • 2009年 -The International Union of Materials Research Societies (IUMRS) Somiya Award 賞受賞
  • 2010年 -Alice Hamilton Awards for Occupational Safety and Health 賞受賞
  • 2012年 -International Ceramics 賞受賞
  • 2012年 -NANOSMAT 賞受賞
    (NANOSMAT Conference)


脚注

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外部リンク

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  1. テンプレート:Cite web