美浜駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
テンプレート:駅情報 美浜駅（みはまえき）は、福井県三方郡美浜町松原にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）小浜線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。当駅で列車が頻繁に交換する。駅舎側のホームが2番のりばで、1番のりばへは跨線橋を使って移動する。1番のりばが下り本線、2番のりばが上り本線である。一線スルーにはなっていない。ホームは架線の関係から電化に当たって嵩上げ工事が実施された。
駅舎は鉄筋コンクリート造の一部2階建てで、小浜線電化開業時に改築され、2008年（平成20年）には窓口もリニューアルされた。敦賀地域鉄道部が管理し、美浜町観光協会が窓口業務を受託する簡易委託駅でありながら、みどりの窓口（マルス端末）が設置されている。営業時間は6:30 - 18:30で、それ以外は無人となっている。自動券売機も設置されているが、委託手数料を町が受け取れるように窓口で切符を買うように促す張り紙がある。係員がいる時間帯に限って2両ワンマン列車では、2両すべてのドアが開いてそれぞれのドアからの乗り降りが認められている。バリアフリーの設備はない。
急行「わかさ」廃止前は停車駅の一つであった。
| ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | テンプレート:Color小浜線 | 下り | 敦賀方面 |
| 2 | テンプレート:Color小浜線 | 上り | 小浜・東舞鶴方面 |
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである（出典：福井県統計年鑑）。
- 337人（1998年度）
- 336人（1999年度）
- 308人（2000年度）
- 297人（2001年度）
- 284人（2002年度）
- 266人（2003年度）
- 242人（2004年度）
- 241人（2005年度）
- 265人（2006年度）
- 264人（2007年度）
- 268人（2008年度）
- 265人（2009年度）
- 276人（2010年度）
- 284人（2011年度）
- 279人（2012年度）
駅周辺
- 美浜町観光協会 - 電化開業に合わせて駅舎の一部を改築。
- 三方五湖 - ジェットクルーズ船のりばは美浜町コミュニティバス日向線「ゆうなぎ（赤い車体）」に乗車し、レークセンター停留所下車が最寄りであるが、1日数往復のみの運行である。
- 国道27号
- 関西電力原子力事業本部
路線バス
- 福井鉄道バス・若狭線 敦賀駅方面 （平日6往復、土休日4往復のみの運行である）
- コミュニティバスブルースカイ―丹生・新庄・日向・気山（レイクヒルズ美方病院）方面へのバスが発車する。何れの路線も全曜日運行するが、便数は数本ずつのみとなっている。
歴史
- 1917年（大正6年）12月15日 - 小浜線が敦賀駅 - 十村駅間で開業すると同時に河原市駅（かわらいちえき）として設置。旅客および貨物の取扱を開始。
- 1956年（昭和31年）4月10日 - 美浜駅に改称。
- 1973年（昭和48年）3月15日 - 貨物の取扱が廃止。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1990年代 - キオスク撤退。簡易委託駅（委託先:美浜町）に。駅舎に観光協会が入居し、切符販売などの業務を行う。
- 2002年（平成14年）8月 - 列車を全面運休してホーム、跨線橋などを改修。
- 2003年（平成15年）
隣の駅
ファイル:Mihamasta gyosen.jpg
駅名標と漁船
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color小浜線
