鼎駅
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鼎駅(かなええき)は、長野県飯田市鼎中平にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。かつては相対式ホーム2面2線であった。使用されていないホームが残っているが、線路は撤去されている。
飯田駅管理の無人駅。2013年3月までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、みどりの窓口も設置されていた(早朝・夜間は無人だった)。かつて、構内に伊那谷駅弁株式会社が経営する立ち食いそば屋があったが、現在は撤去されている。
入場券について
鼎駅では「願いをかなえる」という語呂から、入場券はお守りとして人気がある。硬券はすでに無く、マルス端末発行の入場券だが、窓口で「合格」「夢」などのスタンプを押して、紙袋を添えてくれる。
しかし、2013年4月1日からの無人化に伴い、当初は飯田駅で販売する案もあったが、在庫限りで販売が終了することとなった。
同様のスタンプ入場券は、指宿枕崎線の喜入駅でも発売している。
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通りとなっている。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2003 | 747 |
2004 | 701 |
2005 | 642 |
2006 | 609 |
2007 | 573 |
2008 | 567 |
2009 | 506 |
2010 | 512 |
2011 | 492 |
駅周辺
- 鼎駅前バス停(信南交通)
- 長野県飯田OIDE長姫高等学校
- 長野県下伊那農業高等学校
歴史
- 1926年(昭和2年)12月17日 - 伊那電気鉄道の伊那八幡 - 飯田間延伸時に開業。一般駅。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄の駅となる。
- 1971年(昭和46年)12月1日 - 貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 1978年(昭和53年)10月 - 旧下りホーム使用停止。
- 1984年(昭和59年)2月24日 - 業務委託開始。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 窓口を廃止し無人化[1]。
隣の駅
脚注
- ↑ 飯田市内2駅が無人駅に JR飯田線 - 中日新聞(2013年2月9日)2013年3月8日閲覧。