君を忘れない

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君を忘れない』(きみをわすれない)は、1995年日本ヘラルド映画社製作の映画である。『THE WINDS OF GOD』、『きけ、わだつみの声 Last_Friends』、『ひめゆりの塔』などと並び、終戦50周年を控えて製作された映画のうちの一本である。第二次世界大戦末期の特攻隊基地を舞台に、隊員に選ばれた7人の若者の友情を描いている。

キャッチコピーは「ヒコーキに乗れて、女の子にモテる。そんな青春のはずでした」。SMAPの木村拓哉や反町隆史など、当時はまだ駆け出しだった俳優を多く起用した。

『君は僕を好きになる』などを手がけた渡邉孝好監督が、戦時下の若者たちの姿を描いた戦争青春映画。長髪とマフラーを巻くことが許された海軍パイロットが当時若者たちの憧れの最先端であったことを強調すべく、ポニーテールの兵士、肥満の兵士がいるなど、従来にない設定を取り入れている。当時の大日本帝国海軍では士官から長髪が許されていたことと、過酷な長距離飛行を強いられるパイロットには最高級の滋養食が支給されていたことは事実である。

出演者

小説版との比較

小説版では志津子は「真琴」という名前になる。そして志津子は不明だが真琴は広島市への原子爆弾投下で死亡したと取られる表現がされている。また出撃日も原作と映画では1か月近い違いがある(前者は8月10日、後者は7月10日)。

小説版は物語の主軸として特攻隊員たちの「非日常の中の日常」を描きながらも晋平と淳一郎と真琴の三角関係という伏線の回収を行っているが、映画版は時間の関係上「男たちの物語」に主軸を置いたため、このあたりが曖昧にされてしまっている。

その他スタッフ

外部リンク

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