下士別駅
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下士別駅(しもしべつえき)は、北海道(上川総合振興局)士別市下士別町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW43。電報略号はシツ。
歴史
- 1955年(昭和30年)12月2日 - 国有鉄道宗谷本線の士別駅 - 多寄駅間に下士別仮乗降場(局設定)として新設開業[1]。旅客のみ取扱い。
- 1959年(昭和34年)11月1日 - 駅に昇格。下士別駅となる[1]。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の西側(稚内方面に向かって左手側)に存在する[2]。分岐器を持たない棒線駅となっている[2]。
仮乗降場に出自を持つ開業時からの無人駅[3]で、ホーム北側の出入口から少し離れた位置に待合所を有する[4]。古い建物で、以前の外壁は下見板張りで[4]、1993年(平成5年)3月時点では荒廃していたが[2]その後改修され、外壁がカラー鉄板張りとなり、出入口に住宅用の引き戸のサッシが利用されている[4]。ホームは木製デッキ式ではなくプレコン製である[4]。稚内方に90度の角度でスロープが設置され[4]駅施設外に連絡している。有効長は2両分である。待合所正面から向かって右手側に別棟のトイレ棟が、左手側に片流れ屋根付きの自転車置場棟が設置されている[4]。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。地名は、「士別」より天塩川の下流に位置するために「下」を冠した[5]。
利用状況
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は6人[2]。
駅周辺
名寄盆地の中の、広い平地に位置する[4]。当地附近の天塩川支流には池が多い[4]。稲作地帯である。小さい市街地がある。
- 北海道道925号武徳下士別線
- 北海道道850号瑞生下士別線
- 国道40号
- 下士別簡易郵便局
- 道北バス、士別軌道「42線」停留所
- 旧士別市立下士別中学校(1967年3月末廃校)
- 旧士別市立下士別小学校(2013年3月末廃校)
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ- ↑ 1.0 1.1 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)46ページより。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)144ページより。
- ↑ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)148ページより。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 4.7 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)202ページより。
- ↑ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)120ページより。