アレグロ
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アレグロ(イタリア語:allegro)は、音楽用語の一種。イタリア語における本来の意味は「陽気に」であるが、音楽用語としては一般に「速く」の意味で使用される。詳しくは演奏記号参照のこと。ソナタなどの第1楽章は多くの場合アレグロである。「コン・ブリオ(輝かしく)」や「マ・ノン・トロッポ(しかし過度でなく)」などで修飾されることも多い。
アレグロを題名に用いている主な楽曲
西洋音楽の世界において、アレグロの速度を指定して書かれた楽曲の題名として使われることもある。
- 演奏会用アレグロ - ショパンの作品
- 演奏会用アレグロ - エンリケ・グラナドスの作品(1904年)
- 演奏会用アレグロ - アレクサンドル・スクリャービンの作品
- アレグロ - エリック・サティの処女作品。わずか30秒程のピアノ曲だが、後に「音楽のピカソ」と呼ばれるようになるサティの、作曲家としての歴史はここから始まった。自筆譜の最後に「1884年9月9日、オンフルールにて」と書かれている。
- アダージョとアレグロ - ロベルト・シューマンの作品(1849年)
- アレグロ・アパショナート - カミーユ・サン=サーンスの作品(1874年)
- 序奏とアレグロ (ラヴェル) - モーリス・ラヴェルの作品(1905年)
- 序奏とアレグロ (エルガー) - エドワード・エルガーの作品
- 同題の他の作品については項目序奏とアレグロを参照。
- アレグロ・バルバロ - バルトーク・ベーラの作品(1911年)
その他の用法
- 楽譜作成ソフトウェアの一種。Finaleの廉価版。
- アレグロ (ACIDMANの曲) - 日本のロックバンドACIDMANのシングル。
- オースチン・アレグロ - イギリスの自動車メーカー、ブリティッシュ・レイランド製の小型乗用車。
- ロシア・サンクトペテルブルク~フィンランド・ヘルシンキ間を運行する高速列車。カレリアントレインズSm6電車参照。