新座駅
新座駅(にいざえき)は、埼玉県新座市野火止五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、その2線の間に中線1線を持つ。この中線は新座貨物ターミナル駅に入る際の連絡線として使われ、上り線から新座貨物ターミナル駅へ入線する列車はすべてここを通ることになる。駅本屋の施工は東急建設による[2]。改札から各ホームへはエスカレーターとエレベーターが整備されている。
東所沢駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)。みどりの窓口(営業時間 7:00 - 18:00)、指定席券売機、自動改札機設置。また、発車メロディは高田馬場駅と同様に、『鉄腕アトム』旧シリーズのテーマ曲を使用しているが、高田馬場駅とはアレンジが異なる。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color武蔵野線 | 上り | 新秋津・西国分寺・府中本町方面 |
2 | テンプレート:Color武蔵野線 | 下り | 南浦和・新松戸・西船橋方面 |
利用状況
2012年度の一日平均乗車人員は18,739人である。武蔵野線の単独駅では東浦和に次いで第2位。ここ10年は増加傾向であり、2000年と比べると6,000人以上増加している。
JR東日本によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 乗車人員 |
---|---|
2000年(平成12年) | [1] 12,031 |
2001年(平成13年) | [2] 12,130 |
2002年(平成14年) | [3] 12,646 |
2003年(平成15年) | [4] 12,881 |
2004年(平成16年) | [5] 13,668 |
2005年(平成17年) | [6] 14,549 |
2006年(平成18年) | [7] 15,427 |
2007年(平成19年) | [8] 16,349 |
2008年(平成20年) | [9] 16,887 |
2009年(平成21年) | [10] 16,978 |
2010年(平成22年) | [11] 17,714 |
2011年(平成23年) | [12] 17,834 |
2012年(平成24年) | [13] 18,739 |
駅周辺
南口
- 新座駅前交番
- バス・タクシー乗り場
- ラ・ヴィーニュ新座
- バリューフードガーデン 新座店
- トイザらス 新座店
- 埼玉県道・東京都道40号さいたま東村山線(通称:志木街道)
- 国道254号バイパス(通称:川越街道)
- 新座野火止郵便局
- 不二家 埼玉工場
- 十文字学園女子大学
- 東京都下水道局 清瀬水再生センター
- オリエンタル酵母工業 埼玉工場
- 埼玉県警察 新座警察署
- 新座郵便局
- 新座市役所
- 平林寺
- 野火止用水本水路・分水路
- 埼玉県道・東京都道179号所沢青梅線
北口
- 日本貨物鉄道(JR貨物)新座貨物ターミナル駅(大東運輸・中央通運・多摩運送・日本石油輸送・日本フレートライナー他)
- 凸版印刷 朝霞工場
- 新座大和田郵便局
- 立教大学 新座キャンパス
- 跡見学園女子大学 新座キャンパス
- 西武台新座中学校・西武台高等学校
- 埼玉県立新座柳瀬高等学校
- 国道463号(浦和所沢バイパス)
- 英インターチェンジ - 川越街道と国道463号の立体交差地。
- 埼玉県道109号新座和光線(旧川越街道)
バス路線
最寄り停留所は「新座駅南口」と「新座駅北入口」の2か所である。「新座駅北入口」停留所は、駅から少し離れた旧川越街道上にある。池袋駅西口発深夜急行バス新座駅南口終点(国際興業バス池袋営業所)・コミュニティバス「にいバス」(東武バスウエスト新座営業所)・スクールバス(西武総合企画)以外は、西武バスの運行である。
新座駅南口
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
- にいバス
- 北循環左回り:志木駅南・新座団地・跡見女子大経由、第二老人福祉センター行
- 北循環右回り:新座市役所・十文字女子大前経由、第二老人福祉センター行
新座駅北入口
- 南側のりば
- 北側のりば
- ひばり75:新座駅南口・新座市役所経由、ひばりヶ丘駅北口行
- 志35:新座駅南口・新座市役所経由、福祉センター入口行
- 所52:立教前経由、志木駅南口行
歴史
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 日本国有鉄道(国鉄)武蔵野線の駅として、営業範囲を旅客とし、新座市大字野火止字南側に開業[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2002年(平成14年) - 駅南口が再開発される。
- 新設されたロータリーの周辺にはスーパーマーケットなどが立地するようになった。
- 2004年(平成16年)4月11日 - 新座市に特別住民登録されている『鉄腕アトム』生誕1周年を記念して、発車メロディがアニメ『鉄腕アトム』のテーマになる。新座市には鉄腕アトム製作会社である「手塚プロダクション」のアニメーション製作スタジオが立地している。
- 2014年(平成26年)3月2日 - 駅員夜間不在となる。関係でみどりの窓口営業終了時刻が18:00に変更となる。
反対運動
当駅は住民の意向でできた駅ではない。現に反対運動が起きたほどである。しかし、両隣の東所沢駅と北朝霞駅間の距離(約7 km)が非常に長いために設置された駅である。
反対の理由として、東武東上線の志木駅が近距離にあり、バスなどのアクセスも志木駅を中心に発達したため、そちらを利用する人が多いことが挙げられる。
開業後も2002年(平成14年)に駅南口が再開発されるまでは、駅南側は数人の大地主のブドウ畑・ボウリング場で占められ、全く駅前の様相はなく、北側もロータリーがあったものの駅前までの道は中型車が通るのが限度で、利用者数低迷の原因となった。
新座駅には反対運動が起こったが、かつては鉄道を誘致したことがある。現・東武東上線は敷設にあたり、川越街道(国道254号)の大和田宿附近を通る予定であった。大和田町はこのルートに賛成だったが、志木町の住人が強く鉄道を誘致した。一方大和田町も誘致したが結局敗れ、ルートは現・志木駅を通るように変更された[4]。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color武蔵野線