大学入試センター
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テンプレート:Infobox 組織2 独立行政法人大学入試センター(だいがくにゅうしセンター)は、大学入試センター試験および法科大学院適性試験を運営する独立行政法人。文部科学省(旧・文部省)管轄。英文名称はNational Center for University Entrance Examinationsだが、略称(ドメイン名も)は日本語のローマ字読みから「DNC」。
歴史
- 1977年5月、国立学校設置法の改正を受けて大学共通一次試験の準備機関として設立され、1979年に国立大学の共同利用機関として、第1回共通第1次学力試験を実施する。
- 1988年、大学入試情報の提供が業務範囲に加えられ、キャプテンシステムを用いて大学情報の提供(「ハートシステム」)を開始。同システムはインターネット上での提供が続けられていたが、平成22年度末をもって廃止された。
- 1990年、共通1次試験を改めて設けられた、大学入試センター試験の運営団体となる
- 1999年、独立行政法人大学入試センター法が制定され、2001年4月に独立行政法人に移行した。
- 2003年 法科大学院適性試験を開始
- 2012年、センターで初めて意思確認ミスによる再試験を実施[1]。
センター試験は現在、多くの私立大学や短期大学でも採用されている。
所在地・交通アクセス
歴代所長/理事長
所長:独立行政法人前
- 加藤陸奥雄(1977年~1982年、東北大学学長)
- 小坂淳夫(1982年~1985年、元岡山大学学長)
- 堯天義久(1985年~1988年、元神戸大学学長)
- 有江幹男(1988年~1992年、元北海道大学学長)
- 高橋良平(1992年~1996年、元九州大学学長)
- 廣重力(1996年~1999年、元北海道大学学長)
- 丸山工作(1999年~2001年、元千葉大学学長)
理事長
脚注
- ↑ 【毎日】2012年1月12日「大学入試:センター再試験 門前払い1人、一転受験 理事謝罪「不適切な判断」」