塩嶺御野立記念祭
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塩嶺御野立記念祭(えんれいおのだちきねんさい)は、長野県の塩尻峠(岡谷市側)にある塩嶺御野立公園で行われる祭り。明治天皇が1880年(明治13年)6月に、昭和天皇が1947年(昭和22年)10月に塩尻峠に訪れたことを記念するもの。日本一短い祭りと言われている。
概要
岡谷市、塩尻市の両市長、議会関係者などの参加者たちが、明治天皇が訪問した記念碑の前に整列し、午前10時ちょうどに「一同、礼」の掛け声に合わせ一礼するだけで終わりになる。終了後は、両市の議会関係者の懇親会が開かれたりする。なお、参加できるのは両市の議会関係者などに限られており、市民も含めて一般の人は参加できず観覧するだけとなる。
記念碑は有志が1915年(大正4年)に建立、その年から記念祭が始まった。その後、昭和天皇が訪れたことにより、1948年(昭和23年)からは年2回、春と秋に開催されていて、春は岡谷市、秋は塩尻市が主催する。
「世界一短い祭り」としてギネスブックに申請したが承認されなかった。
今まで「礼」の時間が10秒ほどだったが「敬意を表するには短すぎる」という意見が出たため、2006年の春の記念祭は1分間実施した。しかし、秋の記念祭で塩尻市側は1分間は長すぎたとして30秒に変更したが、2007年の春の岡谷市主催の記念祭は前年に続いて1分で実施している。
式次第
- 整列
- 一同「礼」
- 解散