三河港

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三河港(みかわこう)は愛知県東部の三河湾渥美湾奥にある豊橋市田原市蒲郡市豊川市にわたる港湾である。港湾管理者は愛知県。港湾法上の重要港湾港則法上の特定港に指定されている。

国内外の多くの自動車メーカーが基幹港とし、自動車の輸入に関して金額・台数とも全国1位で、輸出に関しても金額が1位(台数は1998年から2003年までは1位。現在は名古屋港が1位)で、名古屋港、ドイツブレーマーハーフェン港、ベルギーセヴルージュ港と並び世界を代表する自動車港湾。アメリカズカップ日本代表の母港としても知られ、リゾート施設も充実している。

歴史

  • 1962年(昭和37年)5月 豊橋港・田原港・西浦港・蒲郡港の4港を統合、三河港となる
  • 1964年(昭和39年) 重要港湾に指定

港概要

所轄地区

周囲80km、面積132km²

豊橋市

  • 神野地区
  • 明海地区
  • 大崎(船渡)地区

田原市

  • 田原地区

蒲郡市

  • 蒲郡地区
  • 大塚地区

豊川市

  • 御津地区

進出している主な企業

神野地区

明海地区

明海町を参照

田原地区

蒲郡地区

御津地区

  • スズキマリーナ三河御津

関連施設

輸出入

輸出入総額

  • 輸出 - 約2兆2,189億円(全国港湾5位)
  • 輸入 - 約4,016億円(全国港湾7位)

完成自動車の年間輸出入

2004年3月31日現在)

主な取扱い自動車メーカー

その他

  • 国内外を問わず、さらに多くの自動車メーカーの集積を狙う目的で三河港は「国際自動車コンプレックス構想」を打ち出し、「国際自動車特区」として政府の第二次構造改革特区に指定されている。
  • 豊橋港区は現在の三河港となる前の名残から、地元では現在も豊橋港という表記が案内板などに記されている。豊橋港区に繋がる県道393号も「豊橋港線」という名称が付けられ、また地域高規格道路である名豊道路には「豊橋港インター」という名称のインターが存在する。

外部リンク

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