梅屋敷駅 (東京都)
テンプレート:駅情報 梅屋敷駅(うめやしきえき)は、東京都大田区蒲田二丁目にある、京浜急行電鉄本線の駅。駅番号はKK10。
駅構造
相対式ホーム2面2線の高架駅である。ホームは薄いピンク色の壁面になっており、一部に梅のイラストがあしらわれている。
2010年5月16日に上り線を高架化した際は新・下り線用のホームを一時的に使用し、線路上に仮設ホームを設置していたが、2012年10月21日の下り線高架化により撤去されて新・下り線用ホームとなり、新・上り線はすでに躯体が完成しているホームを使用することになった。
高架化前の地上駅時代は、駅両端に踏切がある関係でホームの有効長が4両分であった。1982年4月に6両編成の普通列車が登場すると京急蒲田側に2両はみ出して停車せざるを得なくなったので、当駅ではドアが開かない「ドアカット」を実施していた[1]。2007年11月頃より6両で組成される編成[2]のうち京急蒲田側2両のドアに当駅でドアが開かない旨を喚起する表示ステッカーの貼付が順次行われていった。なお、上りホームは高架化によって有効長が6両分とされたため、ドアカットは行われなくなった。上りホームにおいてすべてのドアが開閉されることで、その喚起表示に「下り方面」の表記が付加された。ドアカット部の最も浦賀寄りには乗務員が安全確認を行うため、業務用の小さいホームが設置されていた[3]。
地上駅時代は上りホームに西口、下りホームに東口があり、各ホーム間を連絡する跨線橋などはなく、改札内でのホームの行き来はできなかった。上り線の高架化後は、下りホーム側に上りホームへと連絡する階段・エレベーター・エスカレーターを設置したことで改札内でのホーム間行き来が可能になり、高架時に旧上りホームにあった西口は一旦閉鎖されたが、2012年5月13日から上りホームが本来の位置に移設したために再度西口が開設された。西口の再開設に伴い、地平の下りホームと高架の上りホームを連絡する階段・エレベーター・エスカレーターは閉鎖され、再度改札内のホームの行き来は不可能になっていた。
のりば
1 | テンプレート:Color京急本線 | 京急川崎・横浜・浦賀・三浦海岸方面 |
2 | テンプレート:Color京急本線 | 品川・成田空港方面 |
- Umeyashiki station3.jpg
西口(2007年10月6日)
- Umeyashiki Sta plattform.jpg
上り2番線仮設ホーム(2010年8月8日)
- Umeyashikistation.jpg
東口旧駅舎(2005年9月4日)
- Small platform at Umeyashiki.jpg
上りホーム浦賀方にあった業務用ホーム(1988年8月)
連続立体交差事業
本線平和島駅 - 六郷土手駅間と空港線京急蒲田駅 - 大鳥居駅間の連続立体交差事業は2014年完成予定で施工されている。このうち、高架化工事が2012年10月に完成し、ホーム長113m(6両編成対応)の相対式ホーム2面2線を有する高架駅となった。下り本線は南隣の京急蒲田駅下りホームが3階部分に設置されるため、当駅の先で上り勾配が始まる。なお、駅前にはタクシー乗降も可能な最大幅員13mの関連側道が整備される。
駅メロディ
2012年4月9日から、NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の主題歌「さかさまの空」(SMAP)を接近メロディとして使用開始した[4]。『梅ちゃん先生』は大田区を舞台としていることから、大田区内にあり駅名に「梅」が付く当駅へ接近メロディとしての導入が決まったものである。なお、同年10月21日からは下り線のメロディが使用を終了し、上り線のみの使用となっていたが、現在は上下線とも標準の接近メロディとなっている。
利用状況
2012年度の一日平均乗降人員は14,148人であった[5]。近年の一日平均乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1992年 | 8,247 | [6] |
1993年 | 8,230 | [7] |
1994年 | 8,167 | [8] |
1995年 | 8,003 | [9] |
1996年 | 7,740 | [10] |
1997年 | 7,518 | [11] |
1998年 | 7,416 | [12] |
1999年 | 7,161 | [13] |
2000年 | 7,022 | [14] |
2001年 | 7,016 | [15] |
2002年 | 6,899 | [16] |
2003年 | 6,833 | [17] |
2004年 | 6,732 | [18] |
2005年 | 6,685 | [19] |
2006年 | 6,704 | [20] |
2007年 | 6,869 | [21] |
2008年 | 6,860 | [22] |
2009年 | 6,795 | [23] |
2010年 | 6,753 | [24] |
2011年 | 6,743 | [25] |
2012年 | 7,041 | [26] |
駅周辺
バス路線
当駅近接の国道15号(第一京浜)上に「梅屋敷」バス停留所がある。
歴史
- 1901年(明治34年)2月1日 - 開業。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 当駅を通る普通列車が一部6両編成となり、ドアカットが実施されるようになる[27]。
- 2010年(平成22年)5月16日 - 上り線高架化。
- 2012年(平成24年)
隣の駅
- 京浜急行電鉄
- テンプレート:Color本線
- テンプレート:Color京急ウィング号・テンプレート:Colorエアポート快特・テンプレート:Color快特・テンプレート:Color快特(金沢文庫駅以南は特急)・テンプレート:Color特急・テンプレート:Colorエアポート急行
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color京急ウィング号・テンプレート:Colorエアポート快特・テンプレート:Color快特・テンプレート:Color快特(金沢文庫駅以南は特急)・テンプレート:Color特急・テンプレート:Colorエアポート急行
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:京急本線- ↑ 東急大井町線の九品仏駅と同様である。
- ↑ 対象は800形・1000形(2011年 - )・1500形である。2010年5月までは旧1000形も対象であった。
- ↑ 下りも運転士用に設置されていた。
- ↑ テンプレート:PDFlink - 京浜急行電鉄ニュースリリース 2012年4月9日
- ↑ 京急まちweb 駅別1日平均乗降人員
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ テンプレート:PDFlink - 京浜急行電鉄、2012年7月17日、2012年7月17日閲覧。
- ↑ テンプレート:PDFlink - 京浜急行電鉄、2013年7月30日、2013年7月30日閲覧。