こぐま座
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こぐま座(小熊座、Ursa Minor)は、北天の星座で、トレミーの48星座の1つ。北半球では1年中見ることができる。
小北斗七星と呼ばれる事がある[1]。
主な天体
恒星
テンプレート:See also α星[2]、β星[3]の2つの2等星がある。
- α星:ポラリス。この星は三重連星であるが、光度差が大きく望遠鏡でも見分けにくい。
- β星:コカブは、紀元前1500年から紀元前300年頃にかけて天の北極の近くにあり当時北極星として使われていた。
- γ星:フェルカド:3等星[4]。
β星とγ星は「矢来(やらい・楯がわりの柵)星」とも呼ばれた。北斗七星を矢に見立て、それから星達を守っているという意味である。
由来と歴史
紀元前6世紀の古代ギリシアの天文学者タレスが設定した星座だとされるが、これ以前に船乗りたちが方位を見つけるためにこの星座を使っていたのは確かである。その後古代においては忘れ去られ、長くドラゴンの翼座(近くにりゅう座があるため)と呼ばれた。そのほかのさまざまな文明でも、天の北極がここにあると認識されていた。