秋月りす
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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 秋月 りす(あきづき りす、1957年[1]9月16日[2] - )は、日本の女性[1]漫画家。福岡県生まれ[1]、大阪府育ち[3]。「秋月りす」はペンネームで本名は不明(「秋月」は福岡県朝倉市に実在する地域名である)。血液型A型[3]。
概要
小学生の頃に家族と大阪府に移住した。妹がいる[4]。
関西大学文学部国文学科卒。現在はインテリアコーディネータの夫と奈良県奈良市に在住する。ただし、秋月には子供はいない[5]。ペットに猫の「みりん」(♀)と「ちび」(♂)がいて、エッセイ漫画に頻繁に登場していたが、「みりん」は21歳、「ちび」は18歳で他界。現在は「とらぴー」(♀)を飼っている。
1988年にアフタヌーン四季賞にて『奥さま進化論』でデビュー。この時は既に30歳で既婚だった。OL、主婦を題材にした4コマ漫画を多く執筆。素朴で穏やかな作風だが、デビュー当初の彼女の作風は現在と多少異なっていた。当時、流行していた不条理系(いわゆる“毒”のある作品)の4コマを描こうと担当編集に相談した際に反対されたというエピソードもある。
それまで男性の多かった4コマ漫画に女性作家が増えた発端となった作家であり、日本の4コマ漫画シーンにおいて重要な存在である。2004年第8回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。雑誌の4コマ漫画選考委員も務めることがある。その際に近年増えてきた萌え4コマ漫画に対しては「ついていけない部分もある」とコメントしている。
作品リスト
- OL進化論
- 中間管理職刑事(上記のスピンオフ作品)
- クリティカル進化論 OL進化論で学ぶ思考の技法(北大路書房)
- かしましハウス
- ミドリさん -あねさんBeat!!-
- OLちんたらポンちゃん
- 奥さま進化論:『モーニングパーティー増刊』(講談社)1988年 - 1990年、『モーニング』(同)1989年に掲載されたデビュー作。新婚家庭の奥様を取り巻く4コマ漫画で秋月ワールドの原点。単行本には描き下ろし作品が加えられると共に『そらまめ日記』が同時収録されている。
- 奥様はインテリアデザイナー
- おうちがいちばん:『まんがライフ』(竹書房)など、4コマ漫画雑誌に連載中。夫婦と2人の子供、会社の上司・同僚、祖父・祖母などが中心の漫画。家庭の話題の中で、日常の出来事を漫画にしている作品。
- どーでもいいけど -不景気な暮らしの手帖-:『朝日新聞』木曜特集「ウィークエンド経済」に1992年4月から2001年3月まで連載。4コマ漫画。その時々の経済問題や話題をテーマにしていた。
- おね〜ちゃんといっしょ
- きょうびの料理:『きょうの料理』(NHK出版)に1995年4月号から1999年3月号まで連載。後に料理研究家・小林カツ代との共著『りすとカツ代のきょうびの料理』として角川書店より刊行された。内容は連載分に描き下ろしを追加した上で、漫画内容に合わせて小林がレシピを書き下ろしたもの。巻末に大島弓子による解説漫画が収録されている。2006年発行 ISBN 4048539582