胆振支庁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:北海道の支庁2 胆振支庁(いぶりしちょう)は、かつて北海道に存在した支庁のひとつ。支庁名は胆振国に由来する。人口密度は高知・島根・秋田・岩手の四県より高く、北海道内では石狩支庁に次いで二番目。支庁所在地は室蘭市。2010年(平成22年)4月1日、胆振総合振興局に改組。
歴史
- 1897年(明治30年) - 室蘭支庁を設置。
- 1899年(明治32年) - 虻田郡倶知安村(現・倶知安町、京極町)が岩内支庁(現在の後志支庁)へ移管される。
- 1906年(明治39年) - 勇払郡占冠村が上川支庁へ移管される。
- 1910年(明治43年) - 虻田郡真狩村(現・留寿都村、真狩村、喜茂別町)、狩太村(現・ニセコ町)が後志支庁へ移管される。
- 1922年(大正11年)8月17日 - 胆振支庁に改称。
- 2006年(平成18年)3月1日 - 大滝村を伊達市に編入。
- 2006年(平成18年)3月27日
- 虻田町・洞爺村が新設合併し、洞爺湖町が発足。
- 早来町と追分町が新設合併し、安平町が発足。
- 鵡川町と穂別町が新設合併し、むかわ町が発足。
- 2009年(平成21年)3月 - 14支庁を9総合振興局・5振興局へ再編する北海道総合振興局設置条例では、日胆総合振興局(にったんそうごうしんこうきょく)の名称で、日高支庁より改組される日高振興局を下部組織として設置する予定であったが、「格下げ」に対する反発が生じたことから条例を改正。名称を支庁と同じ胆振総合振興局とし、日高振興局については総合振興局と同等の地位(地方自治法上の支庁)とされた。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 胆振支庁が廃止され、胆振総合振興局が発足。
地理
都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷
テンプレート:都市圏Header テンプレート:胆振総合振興局管内の都市雇用圏
地域
全域が胆振国の領域に属する。