清水一憲
清水 一憲(しみず かずのり、1977年7月26日 - )は、群馬県藤岡市出身の文人、歌人、NPO研究者(活動家)、会社役員、政策プランナー、まちづくりコンサルタント、イベントプロデューサーである。多数のNPO法人役員を兼職しており、中央省庁や地方自治体の公職にも委嘱されている。
これまでに縁結び七夕神社、LOVEフェスタ、エコステーション、群馬モーターショー、エクストリームバイクサーカス、BMXショーなどの個性的なイベントを世に送り出し、それぞれ数千から数万の集客を達成。これらが続々と各種メディアに取り上げられた波及効果により、その観光振興策に基づく交流人口増大の経済効果は累計で200億円以上とも試算されている。
人物
尚美学園短期大学情報コミュニケーション学科を経て平成国際大学法学部法政学科を卒業、同大学院法学研究科政治行政学専攻修士課程を修了(法学修士)。政治学者の慶野義雄教授に師事。大学在学中に弁論部「平成言論会」を創立し、雑誌『言論』を創刊。また、フジサンケイグループが運営する土光杯全日本学生弁論大会の決勝に2度連続で出場した。
2001年、文化庁が主催する国民文化祭の第16回大会が群馬県で挙行された際、多様な食文化の共生をテーマに「地球屋台村」(後の文化市2001)を設立、「平成言論会」を母体とする平成国際大の学生を中心に最高責任者である屋台協議会議長に就任した。国道17号の群馬県庁前通りを政府から借用して歩行者天国を形成、外国人・学生・企業などが出店する100店舗以上の屋台村を創造し、72,000人を集客する実績を挙げた。同事業は多くのメディアに取り上げられた後、学生による社会貢献事業として群馬県庁から文部科学省に報告され、高く評価された。
2002年、大学院在学中に週刊サンデージャーナル掲載の『若者と市民社会』を発表し、作家としてデビューした。著書において行政・企業・NPOが協働して地方分権の経済的裏付けとして観光振興を実践する事を謳っているが、自らその理論に基づく研究・実践を行っている。またこの年に、特定非営利活動法人ヒューマンコミュニケーションを設立し理事長に就任した。
2006年、特定非営利活動法人ヒューマンコミュニケーション理事長を退任し、同法人会長に就任。
2008年、特定非営利活動法人ヒューマンコミュニケーション理事長を兼務。会長兼理事長として、法人の代表権と執行権を統合。
2011年、 東日本大震災の発生直後、被災地域への経済支援活動として全国各地域でのイベントにおける東北物産販売運動を提唱。その実践として、全国に先駆けて藤岡祭り内にて東北の名産を販売・紹介する「頑張ろう東北!東北物産展」を実施。この事業を多数のメディアが取り上げた事により、群馬県をはじめとして同様の東北物産販売運動が全国に波及するきっかけとなった。
2011年、群馬県 子育て・若者ポジティブキャンペーン2011(社会貢献を通じた若者の交流支援事業)ふるさとの祭りを日本一綺麗な祭りにする方法~藤岡祭りエコステーションに学ぶ~「循環型社会の構築に向けて~未来を繋ぐ私達の責任 やめようポイ捨て~」の後継事業として、群馬市民立大学(環境政策学部による単科大学)の開学が宣言され、同大学長に就任。
2012年、文人としての活動10年を契機に、雅号として「清水一剣」を号する。 その理由を法人公式掲示板に「大学時代の恩師より、私の本名の有職読みである「いっけん」とお呼び頂いていた事を参考に、論難の際に先方を一刀両断するかの如き論調である拙論の特徴からの当て字として、数年間の模索を経て決めた雅号であります。これからも、社会、中でも青少年の公心拡大を目指す執筆活動に精進する事を誓い、私欲にまみれた公心無き者を一刀両断にする正義に忠実でありたいと考えています。」と語っている。
受賞歴
- 2007年、群馬県より群馬ふるさとづくり奨励賞を受賞。
- 2008年、藤岡市より藤岡市都市景観賞を受賞。
- 2009年、日本文学館より日本文学館出版大賞特別賞を受賞。
- 2009年、藤岡市より藤岡市善行者表彰を受賞。
- 2013年、群馬銀行環境財団より群馬銀行環境財団賞を受賞。
- 2013年、群馬県より群馬ふるさとづくり奨励賞を受賞(二回目)。
主な論考
著書
- 「NPOと観光振興」(あさを社)
評論
- 「若者と市民社会」(週刊サンデージャーナル/平成14年12月5日号)
- 「ジェンダーフリーって何だろう」(広報ふじおか 平成18年2月1日号)
- 「特集 よみがえる 平井城―藤岡市と観光振興―」編纂(月刊上州路/平成18年5月号)※同特集内の座談会「平井城―藤岡市と観光振興―」の司会も兼任
- 「地方分権時代に向けた観光振興」(月刊上州路/平成18年5月号)
- 「不登校問題にいかに取り組むか」(月刊世論時報/平成18年5月号)
- 「崩壊した従軍慰安婦強制連行説 矛盾する吉見理論の正体を糾します」(月刊世論時報/平成24年2月号)
- 「群馬の森 追悼碑問題『撤去、存続で対立』」(上毛新聞 平成26年7月12日付)
特集記事
- 「ゴミ拾いがボランティアの原点」(広報ふじおか 平成15年6月1日号)
- 「若者達の社会貢献」(群馬県社会福祉協議会広報誌「ぐんまのボランティア」平成15年10月号)
- 「若き町衆が地域を動かす」(上毛新聞 平成18年8月11日付)
- 「藤岡市都市景観賞を受賞 祭り会場でごみ回収」(上毛新聞 平成21年3月28日付)
- 「本の中のことば・人物」(上毛新聞 平成21年8月9日付)
- 「地域とともに~協働の現場から~ 祭り会場で清掃活動」(上毛新聞 平成21年9月6日付)
- 「日本一きれいなお祭りを」(広報ふじおか 平成22年8月15日号)
- 「エコチャレンジ 空き缶換金し海外の子供へ」(上毛新聞 平成23年1月12日付)
- 「日本一きれいな祭りを目指して」(群馬県庁広報誌「ひゅうまにあ通信」第46号 平成23年1月号)
- 「理論と実践で『日本一きれいなお祭り』を目指す」(群馬よみうり「ヒューマン」第34号 平成25年8月30日付)
テレビ・ラジオへの出演
- 「たけしのニッポンのミカタ! 」(テレビ東京)
- 「産経テレニュースFNN」(フジテレビ)
- 「ニュースジャストN」(群馬テレビ)
- 「ニュースジャスト6」(群馬テレビ)
- 「ニュースeye8」(群馬テレビ)
- 「ニュースジャスト930」(群馬テレビ)
- 「ティーンズエクスプレス」(エフエム群馬)
- 「Vitamin cafe」(エフエム群馬)
- 「続・チャンネル148」(エフエム群馬)
- 「FM GUNMA MORNING PROGRAM あさnavi」(エフエム群馬)
- 「FM GUNMA NEWS RADIO EVENIN'」(エフエム群馬)
- 「タウンガイド」(エフエム群馬)
- 「FMトワイライト群馬」(NHK前橋放送局FM放送)
- 「情報アイランド」(ラヂオななみ)