尾崎洋二
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尾崎 洋二(おさき ようじ、1938年7月20日 - )は、愛知県出身の日本の天文学者、理学博士。専門は、恒星物理学。海野和三郎に師事した[1]。
人物
1961年、東京大学理学部物理学科卒業。1964年東大大学院数物系研究科天文学専攻博士課程中退。同年東大理学部天文学科助手、のち助教授を経て1985年東大教授。この間コロンビア大学、コロラド大学、ニース天文台、マックス・プランク天体物理研究所の研究員として日本国外生活を送った。1999年に退官、長崎大学教育学部教授に就任。2009年現在、東大名誉教授。
京都大学基礎物理学研究所教授の嶺重慎は尾崎の弟子にあたる。
著書
単著
- 『激変天体論・突如激しく輝く星の物理学』(学習研究社 最新科学論シリーズ16 1991年)
- 『宇宙科学入門』(東京大学出版会 1996年10月)
- 『星はなぜ輝くのか』(朝日新聞社 朝日選書 2002年2月)