群馬県道25号高崎渋川線
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テンプレート:Ja Pref Route Sign 群馬県道25号高崎渋川線(ぐんまけんどう25ごう たかさきしぶかわせん)は、群馬県高崎市若松町から渋川市阿久津を結ぶ県道(主要地方道)である。通称「高渋線」、「三国街道」と呼ばれる。
高崎市浜尻町から高崎渋川線バイパスが並行して建設されており、2013年3月までに、吉岡町小倉まで開通しており、現道の一部区間は本路線の指定から外れた。本稿では主に現道について説明する。
概要
高崎市と渋川市を南北にほぼ直線で結ぶ道路である。現道の本町一丁目交差点(高崎市)から終点までの区間は、かつての三国街道のうち国道17号から外れた部分である。また、あら町交差点 (高崎市)から四ツ角交差点(渋川市)までの区間には、かつて路面電車の東武高崎線が1953年(昭和28年)に廃止されるまで、路面上を走っていた。
ほとんどの区間が2車線であり、右折車線が設けられている交差点も多くない。道幅も細い区間が多い路線である。
現道のほぼ全線を走破するバス路線として、関越交通の高崎駅 - 北高崎駅前 - 金古四ツ角 - 渋川駅線がある。この路線は、前述の東武高崎線がバス転換された路線を引き継いだものである。
別名
高崎市内の区間については、区間によって高崎市により以下の愛称が付与されている[1]。
- 観音通り:聖石橋交差点(高崎市若松町) - 新田町交差点(高崎市新田町)
- 田町通り:あら町交差点(高崎市あら町) - 本町三丁目交差点(高崎市本町)
- 本町通り:本町三丁目交差点(高崎市本町) - 本町一丁目交差点(高崎市本町)
- 渋川街道:本町一丁目交差点(高崎市本町) - 高崎市大八木町・福島町境界
渋川市では、本県道を「渋川高崎線」と呼ぶことが多く、これを略した「渋高線」という呼び名も使われる。主に渋川市のホームページや同市に出回る広告にみられる。
起点・終点
- 起点:高崎市若松町(聖石橋交差点)
- 終点:渋川市阿久津(阿久津交差点)
通過自治体
交差する主な道路
- 国道17号、群馬県道71号高崎神流秩父線 - 高崎市若松町(起点)
- 群馬県道134号新田町新後閑線 - 高崎市新田町
- 群馬県道29号あら町下室田線、群馬県道31号高崎停車場線 - 高崎市あら町(あらまち)
- 群馬県道49号藤木高崎線 - 高崎市連雀町
- 国道354号 - 高崎市田町(田町北交差点)
- この先、住吉町交差点まで国道354号と重複(路線表示は国道354号のみ)
- 群馬県道129号飯玉本町線 - 高崎市本町(本町3交差点)
- 群馬県道29号あら町下室田線 - 高崎市本町(本町1交差点)
- この先、北高崎駅まであら町下室田線とも重複(路線表示は国道354号のまま)
- 国道354号、群馬県道27号高崎駒形線 - 高崎市住吉町
- 群馬県道29号あら町下室田線 - 高崎市大橋町 (北高崎駅前)
- 国道17号高崎前橋バイパス - 高崎市下小鳥町(下小鳥町交差点)
- 群馬県道28号高崎東吾妻線 - 高崎市下小鳥町
- 高崎市道高崎環状線 - 高崎市下小鳥町(下小鳥町北交差点)
- 群馬県道123号柏木沢大八木線 - 高崎市大八木町
- 群馬県道10号前橋安中富岡線 - 高崎市三ツ寺町(三ッ寺交差点)
- 群馬県道127号足門前橋線、群馬県道153号水沢足門線 - 高崎市足門町(足門交差点)
- 群馬県道6号前橋箕郷線 - 高崎市金古町(金古交差点)
- 群馬県道25号高崎渋川線バイパス - 高崎市金古町(上宿交差点)
- 群馬県道161号南新井前橋線 - 前橋市清野町
- この間の現道は路線指定解除
- 群馬県道26号高崎安中渋川線、群馬県道163号八木原停車場小倉線 - 北群馬郡吉岡町小倉
- 群馬県道35号渋川東吾妻線渋川西バイパス - 渋川市石原
- 群馬県道33号渋川松井田線 - 渋川市下ノ町(四ツ角交差点)
- 国道17号(現道) - 渋川市阿久津(終点)
歴史
- 2013年3月27日 - 高崎渋川線バイパス第2期区間の吉岡町上野田 - 小倉間が開通する[2]。
- 2013年3月29日 - 前橋市清野町(清野町交差点) - 吉岡町小倉(小倉交差点)間の現道が高崎渋川線の指定から外れ、群馬県道161号南新井前橋線、吉岡町道に降格となる[3][4]。
注釈
- ↑ 高崎市道路愛称名一覧
- ↑ 平成25年群馬県告示111号(群馬県報9079号、2013年3月15日発行)
- ↑ テンプレート:Citation
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