片岡郡
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片岡郡(かたおかぐん)は群馬県(上野国)にかつて存在した郡である。
郡域
1878年(明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、現在の行政区画では概ね以下の区域に相当する。
- 高崎市(石原町、乗附町、寺尾町、聖石町、片岡町一 - 三丁目、八千代町一 - 四丁目および城山町一・二丁目の一部)
歴史
近代以降の沿革
- 「旧高旧領取調帳」の記載によると、明治初年時点で石原村、乗附村、寺尾村の3村が存在し、いずれも高崎藩領・寺社領であった。
- 明治4年
- 1873年(明治6年)6月15日 - 群馬県(第1次)が入間県と合併して熊谷県となる。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 第2次府県統合により、熊谷県が武蔵国の管轄地域を埼玉県に合併して群馬県(第2次)に改称。当郡域は群馬県の管轄となる。
- 1878年(明治11年)12月7日 - 郡区町村編制法の群馬県での施行により、行政区画としての片岡郡を設置。西群馬郡高崎連雀町に「西群馬片岡郡役所」が設置され、西群馬郡とともに管轄。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、石原村・乗附村・寺尾村が合併して片岡村が発足。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 片岡郡および西群馬郡の一部(高山村を除く6町31村)の区域をもって改めて群馬郡(第2次)を設置。同日片岡郡廃止。
参考文献
- 角川日本地名大辞典 10 群馬県
- 旧高旧領取調帳データベース
関連項目
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