八箇峠道路

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テンプレート:Ja Route Sign 八箇峠道路はっかとうげどうろ)は新潟県十日町市の八箇ICから南魚沼市の余川ICに至る延長9.7kmの自動車専用道路である。一般国道253号として事業が進められている。

新潟県南西部の上越市を中心とする上越地域と十日町市南魚沼市を中心とする魚沼地域を相互に連絡する地域高規格道路上越魚沼地域振興快速道路の一部を構成する。現道の国道253号は、魚沼丘陵部において道路の幅員が狭く線形不良や一般通行規制を抱える八箇峠を通過しているため、特に冬場の降雪時には自動車の走行に危険を生じている。特に異常降雪時には交通規制が生じ、経済活動等に影響を与えている。このような降雪・積雪による危険を排除し、十日町・南魚沼の相互連携、関越自動車道六日町ICへのアクセスを強化することによって地域の発展や日常生活の向上が期待されている。

概要

通過市町村

歴史

  • 1994年12月16日:上越魚沼地域振興快速道路 上越市~六日町(現南魚沼市)(L=60km)が計画路線に指定
  • 1997年9月10日:八箇峠道路(L=10km)が整備区間に指定
  • 2005年7月26日:八箇峠道路を完成二車線とする計画見直し内容が発表される
  • 2006年5月1日:着工
  • 2012年5月24日:ルート上の八箇峠トンネルで爆発事故が発生。
詳細は八箇峠トンネルの項目を参照。
  • 2017年度以降:八箇IC〜野田IC間開通予定。南魚沼市々長の井口一郎氏は、2017年度の開通予定を前倒しして、魚沼基幹病院の開院する2015年6月までに開通させられないかと国側へ打診した事が報じられた[1]

インターチェンジなど

構造物

事業見直し

2005年に整備計画を変更した。当初はトンネル部分を5kmとし4車線道路とする計画であった。 しかし、峠部分に広がる西山層と呼ばれる地盤地帯で、ガスや水の湧出等による難工事が予想されたため、事業費と工期を考慮し、ルートを変更。西山層を避けてトンネルを掘削することになり、トンネル部分が3kmに短縮された。 また同時に恒久2車線に変更されたが、設計速度は80km/hのままである。

脚注

  1. 2012年6月26日付新潟日報朝刊(新潟本社10版)第28面

関連項目

外部リンク