南日本酪農協同
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テンプレート:Infobox 南日本酪農協同株式会社(みなみにほんらくのうきょうどう)は、宮崎県都城市に本拠を置く九州最大の牛乳、乳製品のメーカー。
デーリィ牛乳[1]の名で親しまれている。
企業概要
1960年(昭和35年)、宮崎県南部酪農協同組合の営業を引き継ぎ会社設立。南九州の酪農家を主要な原材料供給元とし、同一地域における牛乳供給会社として発展。1972年(昭和47年)、醗酵乳に炭酸ガスを封入した清涼飲料水「スコール」を開発。乳性炭酸飲料という分野を開拓し、関西圏から後に首都圏まで進出。母体が農業協同組合であったため、現在でも主要株主は、地元の農協である。
1987年(昭和62年)に日本ネッスル(現・ネスレ日本)社の日高工場を買収し、日高乳業(現在の北海道日高乳業)を設立。1991年(平成3年)、観光施設高千穂牧場をオープンするなど、平成に入り、企業買収、多角化を含めた業務拡大を積極的に展開している。
代表商品
- デーリィ牛乳、霧島山麓牛乳(ロングライフ(LL)牛乳)
- スコール 清涼飲料水(乳性炭酸飲料)
- 高千穂牧場 カフェ・オ・レ
- 高千穂バター
- フルーツサワー 乳酸菌飲料
- ヨーグルッペ 乳酸菌飲料
- 屋久島縄文水 ナチュラルウォーター、屋久島工場で製造されている。
関連企業
脚注
外部リンク
テンプレート:Food-stub- ↑ 「デーリィ」は「毎日の」(daily)という意味に解釈されやすいが、実際は社名の一部にもなっている「酪農」(dairy)の意味。