五十猛駅
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テンプレート:駅情報 五十猛駅(いそたけえき)は、島根県大田市五十猛町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。
駅名は、日本神話の五十猛命(いそたけるのみこと)に由来する。
駅構造
浜田鉄道部管理の無人駅。築堤上に位置する島式ホーム1面2線の駅で、列車交換が可能。ホーム西端の通路から出入りするが、小さな駅前広場があるだけで駅舎は無い。通路からホームへ上がった所に乗車駅証明書発行機が、ホーム上の中ほどに待合室がある。
上下線とも両方向の入線・出発に対応しているが、一線スルー化はされていない。かつて「いそかぜ」の運転区間が米子駅 - 博多駅間だった頃、当駅で上下の「いそかぜ」が入れ違っていた。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1(海側) | テンプレート:Color山陰本線 | 上り | 出雲市・松江方面 |
2(山側) | テンプレート:Color山陰本線 | 下り | 浜田・益田方面 |
※実際には上記ののりば番号標はない。上記の番号は列車運転指令上の番線番号である。
駅周辺
- 国道9号
- 五十猛海水浴場
利用状況
1日平均の乗車人員は43人である(2010年度)。2004年度は41人、1994年度は54人、1984年度は99人だった。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 60 |
2000 | 53 |
2001 | 42 |
2002 | 43 |
2003 | 37 |
2004 | 41 |
2005 | 39 |
2006 | 39 |
2007 | 47 |
2008 | 47 |
2009 | 47 |
2010 | 43 |
歴史
- 1917年(大正6年)5月15日 - 国有鉄道山陰本線の石見大田駅(現・大田市駅) - 仁万駅間延伸時に開業。客貨取扱を開始。
- 1975年(昭和50年)7月16日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
隣の駅
※快速「アクアライナー」(上りの一部のみ停車)の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線