河佐駅
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河佐駅(かわさえき)は、広島県府中市久佐町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福塩線の駅。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅。駅舎は上りホーム側にあり、下りホームへは三次方の構内踏切で連絡している。下りホーム側にも出入口が設けられている。
三次鉄道部管理の無人駅である。1983年(昭和58年)の無人化以降、駅前商店にて乗車券を発売する簡易委託駅であったが、2008年(平成20年)3月末日をもって発売が終了した。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | テンプレート:Color福塩線 | 上り | 府中・福山方面 |
反対側 | テンプレート:Color福塩線 | 下り | 塩町・三次方面 |
案内上ののりば番号は設定されていない。下りホームからは府中方面への折り返しに対応しており、以前はこの駅での折り返し列車も存在したが、現行ダイヤでは定期列車での設定がない。
駅周辺
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通り。
- 149人(1999年度)
- 145人(2000年度)
- 132人(2001年度)
- 118人(2002年度)
- 107人(2003年度)
- 103人(2004年度)
- 96人(2005年度)
- 88人(2006年度)
- 86人(2007年度)
- 81人(2008年度)
- 47人(2009年度)
- 49人(2010年度)
歴史
- 1938年(昭和13年)7月28日 - 福塩線の府中町駅(現・府中駅) - 上下駅間延伸により開業。
- 1983年(昭和58年)4月5日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1989年(平成元年)4月20日 - 八田原ダムの建設に伴い、河佐駅 - 備後三川駅間を八田原トンネル経由の新ルートに付け替え。なお、旧ルートにあった八田原駅はこの時廃止となった。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 簡易委託による乗車券の発売を終了。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color福塩線
- 前述の通り、1989年のルート変更以前は、河佐駅 - 備後三川駅間に八田原駅が存在した。