きらら浜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きらら浜(きららはま)は、山口県山口市阿知須にある山口湾(周防灘)を望む干拓地。国営干拓事業時代の事業名称でもある阿知須干拓地(あじすかんたくち)とも呼ばれる。総面積は286ha。
農地として整備されたが、整備完了後に減反政策が実施されたこともあり、農地として利用されることはなかった。現在、干拓地内には山口きらら博記念公園、山口県立きらら浜自然観察公園、道の駅きらら あじす等の施設がある。
歴史
- 1947年(昭和22年) - 国営干拓事業として計画決定。
- 1953年(昭和28年) - 阿知須干拓地南工区が着工。
- 1960年(昭和35年) - 阿知須干拓地北工区が着工。
- 1965年(昭和40年) - 阿知須干拓地完成。
- 1988年(昭和63年) - 山口県が国から払い下げを受け整備開始。
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)7月24日 - 山口きらら博会場跡地を再整備し、山口県立きららスポーツ交流公園(現・山口きらら博記念公園)が開園。
- 2005年(平成17年)3月26日 - 山口県内で18番目の道の駅となる道の駅きらら あじすが開業。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)5月27日 - 第63回全国植樹祭を開催[2]。
- 2013年(平成25年)
今後の予定
- 2015年(平成27年) - 第23回世界スカウトジャンボリーを開催予定。
主な施設
- 道の駅きらら あじす
- 山口県立きらら浜自然観察公園 - 元々この地は、旧阿知須町の町名の由来にもなったアジガモ(トモエガモ)など、多くの野鳥が観察される場所であり、公園からも多くの野鳥を観察できる。
- 山口きらら博記念公園
- サッカーラグビー場
- 多目的ドーム
- 山口市阿知須浄化センター