藤田晋
テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Infobox 人物 藤田 晋(ふじた すすむ[1]、1973年5月16日[2] - )は、日本の実業家。株式会社サイバーエージェント代表取締役社長。ほぼ同時期の起業で成功を収めたライブドアの堀江貴文や楽天の三木谷浩史と並ぶいわゆる『ヒルズ族』の筆頭格として語られてもきた。[3]
来歴
福井県鯖江市に生まれ、高校卒業までを鯖江で過ごした[4]。福井県立武生高等学校を卒業したのち、上京、青山学院大学経営学部へ進学した[5]。大学在学中には大学付近のベンチャー広告代理店で営業のアルバイトを2年半ほど経験。『アルバイトの合間に授業に出る』ような大学生活であったという。[6]
大学卒業後、人材派遣会社インテリジェンスへの勤務を経て、1998年に起業[7]。株式会社サイバーエージェントを設立し、同社の代表取締役に就任した。2000年、26歳のとき東証マザーズ上場を果たす[8]。
私生活
いわく、もともと金銭への執着はあまり無いほうで、自社株公開後にそれなりの個人資産を得てからますます金銭欲が薄れたという。[9] 初めてテレビの独占取材を受けた際には『別にクルーザーが欲しいわけでもない、あと貯金とか嫌いですしね』と自らの物欲の無さを語り、『大学にいたとき、会社入ったときですね、思ったのは。カッコよく生きたい、と思った。』と人生観を語っている。
父親は大手企業(カネボウ)勤務のサラリーマンであった。その父のようになるのが嫌であったのだという。 若年の頃にはミュージシャンを真剣に目指した時期もあったものの、高校3年頃、自身の音楽的才能に疑問を抱くに至り断念。実業の道を志し始めたのもちょうど同時期のことであったという。[10]
趣味
音楽
競馬
かねてより競馬に入れ込んでおり、2008年には有馬記念で294.9倍の大穴馬券を的中させたことが話題となっている。[11] 関係馬はダイワスカーレットとアドマイヤモナークで、獲得額は1474万5千円であった。[12]
その他
東京ヤクルトスワローズのファン。2010年12月に日刊スポーツが「サイバーエージェントがヤクルトを買収」と報じた[14]際には「初耳です(笑)」と驚いた様子をTwitterで明らかにした[15]。
男女関係
2004年1月に女優の奥菜恵と結婚するも、翌2005年の7月に離婚。2009年に自身の元秘書の女性と再婚している。[16]
政界との関係
財界活動
2012年6月から一般社団法人新経済連盟理事。[17][18]
主な著書
- 「ジャパニーズ・ドリーム」(2000年3月、ダイヤモンド社)2005年4月にアメーバブックスから再版。
- 「渋谷ではたらく社長の告白」(2005年3月、アメーバブックス)2007年8月に幻冬舎から文庫化。
- 「藤田晋 渋谷ではたらく社長の成功ノート」(2005年10月、PHP研究所)
- 「起業ってこうなんだ!どっとこむ」米倉誠一郎と共著(2006年1月、NTT出版)
- 「藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー」(2009年4月、日経BP社)
- 「サイバーエージェント流 成長するしかけ」曽山哲人著、藤田晋監修(2010年2月、日本実業出版社)
- 「憂鬱でなければ、仕事じゃない」見城徹と共著(2011年6月、講談社)
- 「藤田晋の成長論」(2011年11月、日経BP社)
- 「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」見城徹と共著(2012年4月、講談社)
- 「起業家」 (2013年4月、幻冬舎)