東京ミッドナイトエクスプレス京都号
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東京ミッドナイトエクスプレス京都号(とうきょうミッドナイトエクスプレスきょうとごう)は東京都と京都府、大阪府を結ぶ座席指定夜行高速バスである。
本項ではかつて運行されていた東京ミッドナイトエクスプレス宇治号(とうきょうミッドナイトエクスプレスうじごう)についても記載する。「東京ミッドナイトエクスプレス宇治号」は2005年夏頃までは「宇治号」であったが、ダイヤ改正できょうと号の東京線が「東京ミッドナイトエクスプレス京都号」と別愛称になったのを機に宇治号も「東京ミッドナイトエクスプレス宇治号」に改称した。
2008年12月より、「東京ミッドナイトエクスプレス宇治号」は廃止され、東京ミッドナイトエクスプレス京都号は樟葉駅経由に経路変更された。
共同運行会社
運行経路
現行
途中休憩はなし(乗務員交代のみ)
2008年12月ダイヤ改正以前
- 東京ミッドナイトエクスプレス宇治号
- (東京側は同上) - 京阪宇治駅 - JR宇治駅 - 近鉄大久保駅 - 京阪樟葉駅 - 京阪枚方市駅 - JR高槻駅 - 阪急高槻市駅 - 京阪バス枚方営業所
- ※新宿行はJR高槻駅・阪急高槻駅の停車順序が逆であった。
- 東京ミッドナイトエクスプレス京都号
- (東京側は同上) - 山科駅 - 三条京阪 - 京都駅八条口 - 京阪枚方市駅 - 京阪バス枚方営業所
歴史
- 1989年12月20日 - 運行開始。当時の京阪バスの配布物のキャッチコピーは「新宿さん、こんにちは。近くなった枚方です」。
- 1990年3月20日 - 京都駅八条口経由に変更。
- 1992年4月1日 - 宇治号運行開始(当初は学研都市田辺も経由。後田辺経由を廃止)。
- 1999年頃 - 東京側の運行会社が関東バスから子会社のケイビーバスに変更
- 2000年代前半頃(正確時期不明) - 渋谷マークシティ、樟葉駅等の経由に変更。
- 2005年夏頃 - きょうと号/宇治号より愛称変更。
- 2008年12月8日まで - 東京ミッドナイトエクスプレス宇治号の1日1往復と東京ミッドナイトエクスプレス京都号1日1往復の2本立てで運転される。
- 2008年12月9日 - 宇治号の運行休止。京都号は経路変更(上記参照)。
- 2009年11月1日 - 東京側の運行会社がケイビーバスから親会社の関東バスに変更。これにより運行開始当時の運行会社に戻る。
車両
- 関東バス・京阪バス共に3列独立シートのハイデッカー、スーパーハイデッカーを使用する。関東バスはセレガRを基本とし、多客期はエアロキング(ダブルデッカー)で運行する場合もある。京阪バスは2007年3月に当路線専用のニューセレガを導入した。3台導入したが、東京ミッドナイトエクスプレス宇治号の廃止によって1台は洛南営業所に転属した(きょうと号福岡線の予備)。
所要時間
- 東京ミッドナイトエクスプレス宇治号(廃止直前時点)
- 下り - 9時間7分
- 上り - 9時間15分
- 東京ミッドナイトエクスプレス京都号(2009年12月改正時点)
- 下り - 8時間24分
- 上り - 8時間38分
競合路線
キャンペーン
- 2007年6月以降、毎年一定期間の平日の乗車に限り、キャンペーンとして運賃が5,980円に割引するサービスを実施していたが、2014年4月以降は4段階の運賃のうち「C区分」を6,000円で設定している[1]。
関連項目
脚注
外部リンク
- ↑ 「東京ミッドナイトエクスプレス京都号」をご利用のお客様へお知らせ - 関東バス(2014年2月21日)