大宝駅
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テンプレート:駅情報 大宝駅(だいほうえき)は、茨城県下妻市大宝にある関東鉄道常総線の駅である。
駅構造
1番線ホームに、待合所だけの小さな駅舎が設置されている。かつては大宝八幡宮の例祭に参拝する大量の客をさばくため、旧駅舎からホームまでの間には異例なほどの広い敷地が確保されており、駅前の広い土地がその名残である。当時は列車交換設備もあったが、その後取り外されていた(時期不詳)。
輸送力増強に伴い、2008年(平成20年)3月6日に列車交換設備が再設置され、同年3月15日のダイヤ改正より、当駅での列車交換が開始された。この列車交換設備設置工事と同時にスロープ設置などのバリアフリー対応工事が実施された。
2010年(平成22年)3月のダイヤ改正から、一線スルー方式となり、1番線ホーム下館方および2番線ホーム取手方にも出発信号機が設置された。これにより、快速列車は上り・下りともに1番線ホームを通過し、それまで2番線を徐行して通過していた下り列車は減速せずに通過できるようになり、普通列車も上下列車の同時構内進入が可能になった。また、2番線ホームには快速列車と交換する取手方面の列車が1本のみ発着するようになった。
- のりば
1 | ■常総線 | 水海道・守谷・取手方面 |
2 | ■常総線 | 下館方面(水海道・守谷・取手方面 16時54分発のみ) |
利用状況
2011年度の一日平均乗車人員は28人である。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
1998 | 38 |
1999 | 36 |
2000 | 36 |
2001 | 30 |
2002 | 29 |
2003 | 28 |
2004 | 24 |
2005 | 26 |
2006 | 24 |
2007 | 26 |
2008 | 29 |
2009 | 26 |
2010 | 27 |
2011 | 28 |
駅周辺
駅の東側は大宝の集落である。大宝八幡宮と大宝城跡をはじめとして、下妻市立大宝小学校などがある。
駅の西側は糸繰川沿いに開けた田園地帯となっている。この田園地帯はかつて大宝沼という沼であったが、干拓されて今のようになった。当駅のすぐ下妻方で常総線は糸繰川を渡っている。糸繰川は干拓地の排水路を兼ねている。
歴史
- 1917年(大正6年)- 開業[1]。
- 1945年(昭和20年)3月30日 - 筑波鉄道(初代)との合併により、常総筑波鉄道の駅となる。
- 1965年(昭和40年)6月1日 - 鹿島参宮鉄道との合併により、関東鉄道の駅となる。
- 1967年(昭和42年)9月16日 - 業務委託化。
- 1985年(昭和60年)1月16日 - 無人化、後に駅舎解体(上屋だけになる)。
- 2005年(平成17年) - 駅舎新築
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)3月14日 - ICカードPASMO供用開始。
- 2010年(平成22年)3月13日 - この日のダイヤ改正により1線スルー化。
隣の駅
関連項目
脚注
- ↑ 関東鉄道サイト「関東鉄道常総線100年のあゆみ」