HUNTER×HUNTER
テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/Footer テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター)は、冨樫義博による日本の少年漫画作品。
概要
通称『HxH』。主人公の少年ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親ジンと会うため、父の職業であったハンター(詳細は下記)となり、仲間達との絆を深める様を描いた冒険活劇。収集癖のある冨樫が、収集の面白さを題材として「ハンター」を題名に含んだ作品を構想[1]。どうせならば様々なハンターを描きたいと構想を広げたところで、ダウンタウンが「何で2回言うねん」とテレビ番組で発言していたことから着想を得て『HUNTER×HUNTER』と2回重ねたタイトルとした[1]。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)誌上において1998年(平成10年)14号から連載を開始し、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』・『ONE PIECE』に続く3番目の長期連載となっている。単行本はジャンプ・コミックス(JC)より32巻まで発刊。累計発行部数は6600万部[2]を超える。2004年には公式ガイドブックとして同じくJCより『HUNTER×HUNTER ハンター協会公式発行 ハンターズ・ガイド』を発売。
休載が非常に多く、1999年以降は毎年10回以上休載している。長期休載も多いため、連載が再開されるときはニュースにさえなるほどである。また本誌掲載時にはネームに近いラフ画で、背景もほぼ描かれていない状態で掲載されることが頻繁に発生した。作者の過去作『幽☆遊☆白書』終盤からその傾向は見られていたが、本作でそれがさらに顕著化している。最長の休載は2012年16号から2014年26号までの2年2ヶ月(ただしクラピカ追憶編の読み切りが2012年12月3日に発売された週刊少年ジャンプ1号と12月10日発売の2号に掲載されている)。単行本の刊行では24巻は前巻から1年7か月の開きがある。
本作は少年漫画の中ではグロテスクな描写が非常に多く、残酷で容赦のない展開が描かれ、作者曰く「主人公を殺すつもりで描いている」との事。特にキメラアント編ではこれまで以上に過激な描写が描かれた。
あらすじ
ハンター試験編
- No.001 - No.037(単行本1巻 - 5巻)
くじら島に住む少年ゴン=フリークスは、幼少期に森で巨獣に襲われている所をハンターの青年・カイトに助けられた。ゴンはこの時、死んだと思われていた父親・ジンは生きており、優秀なハンターとして活躍していることを知る。ハンターに憧れを抱く様になったゴンはハンター試験の受験を希望。ジンを快く思っていない里親・ミトの出した条件をクリアし、ハンター試験会場へと向かうべく故郷を旅立った。ゴンは道中、同じくハンターを志すクラピカ、レオリオと行動を共にし、試験開始直後に出会った同い年の少年キルアとも親しくなる。この4人は次第に信頼関係を築き、協力しながら試験合格を目指す。最終的にゴン、クラピカ、レオリオの3人は試験に合格するが、キルアはとある事情から自ら不合格となる。また、ゴンは試験の最中に出会った殺人狂の奇術師・ヒソカとの因縁を残すこととなった。
ククルーマウンテン
- No.038 - No.043(単行本5巻)
暗殺を家業とするゾルディック家の一員として、生まれた時から暗殺者として育てられ、今まで一人も友達がいなかったキルアは、ハンター試験中に出会ったゴンと友達になりたいと願う様になっていた。しかし、キルアを連れ戻そうとするゾルディック家の長男・イルミはその思いと願いを根本から否定し、ある無理難題を突きつける。キルアはそれに従わざるを得なくなり、自ら合格を辞退する形で、ククルーマウンテンのゾルディック邸へと戻った。ハンターとなったゴン、クラピカ、レオリオはキルアを連れ戻すためにククルーマウンテンに向かう。ゾルディック家の敷地に入るための試しの門(黄泉への扉)から屋敷までの幾つかの難関を辛うじて突破した3人は、遂にキルアと再会する。
天空闘技場編
- No.044 - No.063(単行本5巻 - 7巻)
ヨークシンシティでの再会を約束し、クラピカ、レオリオと別れたゴンとキルアは修行と小遣い稼ぎを兼ねて格闘施設・天空闘技場に挑戦。そこで少年闘士・ズシと彼の師匠・ウイングに出会う。ズシと対戦したキルアは彼の異常なまでの打たれ強さに疑問を持ち、それが兄・イルミの強さと関係があるのではないかと考え、ゴンと共に闘技場の最上階を目指す。2人は順調に勝ち上がり200階に到達するが、このまま200階クラスの敵と戦えば命に関わると判断したウイングは2人を制止し、念能力の教えを授ける。再びゴンの前に現れたヒソカとの再戦に備え、ゴン達は念の修行に励む。それはハンター試験合格者に課された「裏ハンター試験」だった。
くじら島への里帰り
- No.064 - No.070(単行本8巻)
ゴンはキルアと共に故郷くじら島に戻り、束の間の休息を過ごす。ゴンの成長を見てハンターとなった彼に一定の理解を示したミトは、ゴンにジンが残していった箱を託した。そしてゴンとキルアは、ジンを探す手がかりと思われるハンター専用のゲームソフト「[グリードアイランド]」(G.I)の存在を知る。
ヨークシン編(幻影旅団編)
- No.071 - No.119(単行本8巻 - 13巻)
「G.I」がオークションに出品されることを知り、ゴンとキルアはヨークシンへ向かう。レオリオと再会した2人は、破格の値段が予想されるG.Iを落札するため、様々な方法で資金稼ぎを試みる。一方クラピカは一族特有の「緋の眼」目当てに盗賊集団「幻影旅団」に虐殺されたクルタ族への復讐を遂げ、奪われた眼を回収するため特殊な念能力を身につける。そして、マフィア「ノストラードファミリー」の用心棒となり、オークションに参加するノストラードの娘ネオンを護衛してヨークシンを訪れる。彼女は絶対に当たる占い師であり、人体収集家でもあった。ヒソカは自らの目的達成のためクラピカに情報を流す。
時を同じくして幻影旅団の団長・クロロは全旅団員を召集し、オークションの商品収奪を計画する。だが、ネオンの占いにより主催者側は商品の保管場所を変えていた。旅団はその罠に嵌まり、刺客を返り討ちにするもののクラピカの攻撃で団員の一人を失う。クロロは仲間への鎮魂と計画実行、そしてネオンの能力を奪うため自ら会場に潜入する。マフィアを背後で操る「十老頭」は旅団員に高額の懸賞金をかけ、キルアの父シルバと祖父ゼノを旅団抹殺のため雇い入れていた。二人はクロロと壮絶な死闘を繰り広げる。クロロは死亡し会場への襲撃を企てた旅団員も全滅した・・・という誤報に踊らされたマフィアが警戒を解く中、旅団は誰にも気付かれぬ内に商品を手に入れる。ゴン、キルア、レオリオは懸賞金目当てで旅団員の行方を追うがゴンとキルアが捕まってしまう。
隙をついて逃亡したゴンとキルアは旅団が血眼になって探していることをクラピカに伝える。合流したゴンたち4人はクラピカの同僚センリツを仲間に加え、旅団のアジトを探る。一方、クロロはネオンから奪った能力で旅団に迫る不吉な運命を予知していた。そのことで旅団内部に内輪揉めが起きる。ヒソカは自らの予知に手を加え旅団を街に足止めする。だが、ゴンとキルアは仇を目の前にして冷静さを欠いたクラピカを庇い再び旅団に捕まる。残る3人は奇襲をかけ、クロロの捕縛に成功していた。クラピカは旅団に人質交換を要求する。
グリードアイランド(G.I)編
- No.120 - No.185(単行本13巻 - 18巻)
クラピカ達の尽力によって無事解放されたゴンとキルアだったが、旅団にかけられた懸賞金を入手出来なくなった以上、G.Iの落札は最早不可能だった。2人は「G.Iを落札した人物に雇ってもらう」という考えに切り替え、オークションに出品された全てのG.Iを競り落とした大富豪・バッテラが開催したプレイヤー選考会に参加する。
無事合格したゴンとキルアはプレイ資格を獲得し、G.I世界へ突入する。そこはカードを巡り駆け引きやバトルがくり返される過酷な世界だった。初心者丸出しの二人は魔法カードの罠にかかり、折角入手したカードも巻き上げられるなど散々な目に遭う。また、2人は知らぬうちにプロハンターのビスケット(ビスケ)に目をつけられていた。ビスケは個人的な興味から2人の仲をかき乱そうと企んでいたが、優れた素質を持ちながらそれを生かせていない2人を歯がゆく思い、無理やり2人を弟子にする。ビスケの過酷な訓練で以前とは比べ物にならない力を身に着けた2人。キルアは一時ゲームを離れハンター試験を圧倒的な実力でクリアし、晴れてライセンスを取得する。
一方、旅団員たちもまたG.Iに潜入していた。彼らはゲーム内でクロロに掛けられたクラピカの念を取り除く「除念師」を探していたのだ。キルアはG.I参加者の中にクロロの名を発見する。その正体は彼の名を騙って参加したヒソカだった。本格的に攻略を進めることになったゴンたちはG.Iがハンターの念能力訓練を目的として、ジンと仲間のハンターたちが作ったものだと知る。ゴンは様々な協力者を得ながら、ゲームマスターのレイザー、大量殺人鬼「爆弾魔」(ボマー)と戦いG.Iクリアへと突き進んでいく。
キメラ=アント編
- No.186 - No.318(単行本18巻 - 30巻)
見事にG.Iをクリアしたゴンとキルアはビスケと別れ、クリア賞品として得たゲーム内の呪文カードを使用してジンに会おうとするも、それを読んでいたジンの策によってカイトのもとへ飛ばされてしまう。カイト達の仕事に協力する中で、2人は「キメラ=アント」という生物の存在を知る。その頃、異常成長を遂げた「キメラ=アントの女王」は兵隊蟻を使って人間を襲い、着実に勢力を拡大していた。
カイト一行はキメラ=アントが爆発的な繁殖を始めた国家「NGL」に向かうが、遭遇したキメラ=アントの強さに圧倒され、ゴンとキルアはカイトを見捨てる形での脱出を余儀なくされる。討伐隊としてやってきたハンター協会のネテロ会長らの奮戦も及ばず、遂に圧倒的な力を持つ「キメラ=アントの王」が産まれてしまった。王は直属護衛隊と一部の兵隊蟻を引き連れて東ゴルトー共和国の政府中枢を乗っ取り、国民を勢力拡大の生贄とするための「選別」を開始する。これ以上の被害拡大を防ぎ、カイトを救い出すため、ゴン達は討伐隊に志願し、異形の蟻達との戦いに身を投じる。
会長選挙・アルカ編
- No.319 - No.339(単行本30巻 - 32巻)
ネテロは、ハンター協会の次期会長を選挙で決めるようにとの遺言を残していた。投票方法の取り決めのため、会長直属ハンター「十二支ん」のメンバーが集められるが、メンバーの一人であり副会長のパリストンは、虎視眈々と次期会長の座を狙っていた。
時を同じくして、キルアは危篤状態のゴンを助けるためにゾルディック家に里帰りする。彼の目的は、その強力かつ凶悪な能力のためゾルディック家の奥深くに幽閉されている第四子・アルカの力を借りること。ゴンを治すため、そしてアルカを救い出すため、キルアの決死行が始まる。
暗黒大陸編(仮称)
- No.340 - (単行本32巻 - )
カキン帝国のホイコーロ国王が、不可侵条約で禁止されている世界の外側「暗黒大陸」への進出を突如宣言した。しかも探検隊の責任者は、故ネテロ会長の息子を名乗るビヨンド=ネテロであった。外の世界の進出は人類最大のタブーであるため、近代5大陸の代表V5はハンター協会へビヨンドをハントせよと特命を下す。
登場人物
- ゴン=フリークス
- 本作の主人公の少年。父親を探すために第287期ハンター試験を受験し、合格してハンターとなる。
- キルア=ゾルディック
- ゴンの親友。有名な暗殺一家であるゾルディック家の出身で、第287期ハンター試験でゴンと知り合う。
- クラピカ
- 第287期ハンター試験でゴン達と知り合ったクルタ族の生き残り。クルタ族を滅ぼした幻影旅団への復讐のためハンターとなる。
- レオリオ=パラディナイト
- 第287期ハンター試験でゴン達と知り合った青年。医師を目指し、そのためにハンターの持つ様々な優遇を欲してハンターとなる。
- ヒソカ
- 第287期ハンター試験でゴン達と争った強敵。ゾクゾクするほど強い者と戦うことを生き甲斐にしゴンたちの才能に目をつける。
用語
ハンター
怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣など、稀少な事物を追求することに生涯をかける人々の総称。プロのハンターの資格を得るには、数百万分の一の難関と言われるハンター試験を突破しなければならない。しかし、この試験に合格してもさらに念能力を試す裏試験があり、これも突破しなければ一人前のハンターとはされない。ハンター試験に合格したプロハンターは全員がハンター協会の会員となる。現在の会員数は600名ほど。
一口にハンターと言っても、 世界の財宝発掘を専門とする財宝ハンターやブラックリストに載っている犯罪者を捕らえることを専門とする賞金首ハンターといったように専門分野の違いによって様々に分かれている。ただし、これはハンターになった後本人がどういう仕事を重点的に行うかによる俗称であり、ハンター資格に種類があるわけではない。
この世界においてハンター協会は国家を大きく上回る規模と信頼性を持ち、そこに属するプロハンターはライセンスの持つ絶対的特権もあって莫大な富と名声を得られる。この世界での長者番付上位10名のうち6名がプロハンターであるなど「世界一儲かる」「世界一気高い」仕事であるとされる。
ハンター試験とライセンス
- ハンター試験
- 年に一度行われる、ハンター協会主催のハンターライセンス授与試験。民間資格だが、国際的ライセンスとして国家資格かそれ以上の信用ある資格として広く認められている。
- 試験には毎年数百万人の参加者が集まるが、試験会場に辿り着ける者さえごく一握りである上、試験自体も死傷者が頻発するほど過酷を極めるため、合格者が一人も出なかった年もある。試験官は、審査委員会から依頼されたプロハンターが無償で務めており、試験官は毎年変わる。
- 裏試験
- 正規のハンター試験に合格した人間に、念能力の習得をさせるための秘密裏で行われている試験。この試験に受かり念を習得しなければ、真のハンターではないと言われている。すでに念を習得している者には課せられない。
- ハンターライセンス
- ハンター試験に合格したものに与えられる、プロハンターの証。一見地味なカード状をしているが、ありとあらゆる偽造防止加工が施されている。
- このライセンスを持っているとハンター専用の情報サイトを利用できるようになるほか、各種交通機関・公共機関のほとんどを無料で利用できたり、一般人立ち入り禁止区域の8割以上に立ち入りを許されるようになる。その他の面でも所有しているだけで一生不自由しないだけの信用を得ることができ、ヒソカによると殺人を犯してもハンターライセンスがあれば不問になる場合もあり、それを目的としてライセンス獲得を目指す者もいる。これらの付加価値によってライセンスそのものも極めて高い価値を持ち、売るだけで7代は遊んで暮らせるとも言われ、借金の担保にすれば億単位の金が即金で融資される。
- 高価値、リスクもあってか、ハンター協会の調べによると、新人プロハンターの5人に1人が何らかの理由で合格1年以内にライセンスカードを紛失しているという。一度ハンター試験に合格した者は合格が取り消されることはないが、再受験はできない。またカードの盗難・紛失があっても再発行は一切されず、他のハンターからはプロ失格の烙印を押される。
階級
- アマチュアハンター
- ライセンスを持たないがハンターを名乗り仕事をする人。実力の高低に関わらずライセンス非所持者は全てアマチュアと呼ばれるため、単なる詐称から念能力者まで実力は様々。ライセンスがなければハンターの仕事ができないわけではないので、必要が無いからと資格を取得しない者もいる。
- ライセンス非所持というだけで信用のランクが1つ落ちはするが、高度な任務ほどライセンスの有無だけで判断しなくなるため、結果的に正規ハンターよりも信用を得ているアマチュアも存在する。
- ライセンス取得者
- ハンター試験を合格しハンターライセンスを持っているが、前述の裏試験にまだ合格していない人。ライセンスを持っているので各種特権を利用できるが、念を体得していないのでハンターとしての実力は半人前以下としか見られない。
- プロハンター
- ハンター試験を突破し、かつ裏試験にも合格した人。ハンターとしての実力は、念を体得して初めて一人前と言われる。例:ゴン、キルア、クラピカ。
- 一ツ星(シングル)ハンター
- プロハンターの中でも、ある1つの分野で大きな成功を残したハンターに贈られる称号。ハンターライセンスに星マークが1つ刻まれる。例:メンチ、ツェズゲラ、モラウ。
- 二ツ星(ダブル)ハンター
- プロハンターの中でまず一ツ星を取得し、その後上官職となり教導した後輩ハンターが一ツ星を獲得したハンターに贈られる称号。ハンターライセンスに星マークが2つ刻まれる。例:ジン、ビスケ。
- 三ツ星(トリプル)ハンター
- プロハンターの中でも、歴史的な発見や世界的な偉業を複数達成したハンターに贈られる称号。世界に10人といないと言われる。例:パリストン、ボドバイ、チードル。
- ジンはこの階級に相当するが、申請が面倒くさいという理由でダブルに留まっている。
関連用語
- 協専ハンター
- ハンター協会が政府や企業から依頼された仕事を専門に請け負うプロハンター。協会の斡旋専門を略し「協専」のハンターと呼ばれる。仕事の成否に関わらずリスクや難易度に応じた報酬が与えられるため、これを本業としているハンターも多い。
- 協会内では、次期会長の座を狙う副会長のパリストン派が関連業務を牛耳っていると見られている。モラウは、キメラ=アントの討伐に当たって、副会長派が会長のネテロを辞任に追い込むため、あえて討伐任務に最適ではないハンターを送り出し、討伐を失敗させていると推測している。
- ハンター十二支ん
- テンプレート:See also
- ネテロ会長がハンターとしての実力を認めた12人。全員が星持ちハンターで、有事の際の協会運営とネテロの暇つぶし相手が主な役割。十二支をモチーフにしており、それぞれにコードネームが与えられている。多くがネテロに心酔しており、モチーフに合わせて改名したりキャラ変するなどの努力をしている(パリストンとジンは例外)。パリストンはハンター協会副会長を兼任しているが、ネテロの生前に自分の派閥を形成して会長派と対立しており、メンバー全員と敵対関係にある。
念能力
作中に登場する特殊能力。
自らの肉体の精孔(しょうこう)という部分からあふれ出る、オーラとよばれる生命エネルギーを、自在に操る能力のこと。念を使う者を「念能力者」と呼ぶが、一般人の間では念能力の存在自体が知られていないことも多く、霊能力者・超能力者と呼ばれていることも少なくないと言う。
作中では戦闘に使用する能力が代表的だが、必ずしも戦いのための能力に限らず、例えば芸術の分野などで特に優れた能力を持つ者などは念能力に目覚めている場合がある(本人がそれに気づいているかは別)。
ハンターは仕事柄、未知の領域に踏み込むことが多く、念が使えないと(念を扱うほどの実力がないと)一人前のハンターとして認めてもらえないばかりか、命を危険に晒しかねない。
四大行
念の基本となる修行のこと[3]。
- 纏(テン)
- オーラが拡散しないように体の周囲にとどめる技術。纏を行うと体が頑丈になり、常人より若さを保つことができる。
- 絶(ゼツ)
- 全身の精孔を閉じ、自分の体から発散されるオーラを絶つ技術。気配を絶ったり、疲労回復を行うときに用いられる。
- 練(レン)
- 体内でオーラを練り精孔を一気に開き、通常以上にオーラを生み出す技術。
- なお、ハンター同士のスラングで「修行の成果を見せる」ことを「練を見せる」と呼ぶ(その際求められるのは「練」そのものではなく、「発」を含めた実力の程のこと指す)。
- 発(ハツ)
- 自分のオーラを自在に操る技術。念能力の集大成。いわゆる必殺技といわれるもの。
念を教えてはならない相手に話す場合には、念を心を燃やす意志の強さである「燃」に置きかえ、「点」で精神を集中して目標を定め、「舌」でその目標を口頭または頭の中で言葉にし、「錬」でその意志を高め、「発」で実際の行動に移すと説明される[4]。ただしこの方便は本来の念を用いるために必要な心構えをも表しているため完全な嘘というわけではなく、ゴンは療養中に「燃」の修行を行うことで、本物の念能力の精度を上げることに成功している。
念の応用技
応用技は四大行と比べ疲労が激しい。
- 周(シュウ)
- 「纏」と「練」の応用技。物にオーラを纏わせる技術。刃物の切れ味を強化するなど、対象物の持つ能力を強化する。しばしば「硬」と併用される。
- 隠(イン)
- 「絶」の応用技。自分のオーラを見えにくくする技術。
- 「凝」を用いても、全ての「隠」を見破ることができるとは限らない。
- 凝(ギョウ)
- 「練」の応用技。オーラを体の一部に集め、増幅する技術[注 1]。オーラを集中させた箇所は攻防力が飛躍的に上昇し、その他身体能力も上がる。ただし当然それ以外の箇所のオーラは薄くなり、攻防力は大きく落ちる。
- 打撃の際に手や足に集中させて威力を増したり、首やみぞおちなどの急所に集中させて致命傷を逃れたりと様々な局面で使われる技術だが、通常ただ「凝」と言う場合は、目に集めてオーラを見ることを意味する。熟練者は「隠」で隠されたオーラをも見ることができる。
- 通常はどこか1箇所に「凝」を行うが、熟練した者は複数箇所で同時に「凝」を行うことができる。(後述の「流」参照)
- 堅(ケン)
- 「纏」「練」の応用技。「練」で増幅したオーラを維持する技術。念での戦いは主に「堅」を維持したまま闘うことになり、これが解けると(解くと)防御力が著しく落ちるため、相手との実力差が大きいと一瞬で敗北という状況にもなりうる。「凝」が一箇所から数箇所に平常時以上のオーラを集中させる技術、「硬」が一箇所にほぼ全力のオーラを集中させる技術であるのに対し、「堅」は全身に平均的に平常時以上のオーラを纏っている状態と言える。戦闘時におけるニュートラルな状態であり、「堅」で維持できるオーラ量が基礎的な戦闘力を大きく左右する。維持する時間を10分間伸ばすだけでも1か月かかると言われている。
- 円(エン)
- 「纏」「練」の応用技。体の周囲を覆っているオーラを自分を中心に半径2m以上広げ、1分以上維持する技術。「円」内部にあるモノの位置や形状を肌で感じ取ることができる。その広さは個々人によって異なり、達人になると50m以上に達する。
- 通常は本人を中心とした円形にオーラが広がるが、例外もある。コルトピは「コピーした物体の内部およびその表面」が円の範囲であり、ネフェルピトーは自身の意思で円形からアメーバ状に一部分だけを伸ばしたり、円内部に空洞を作ったりすることが可能である。
- 硬(コウ)
- 「纏」「絶」「練」「発」「凝」を複合した応用技。練ったオーラを全て体の一部に集め、特定の部位の攻撃力・防御力を飛躍的に高める技術。「凝」の発展形とも言える。
- 「凝」による強化との違いは「絶」を併用することである。すなわち「凝」の状態で他の部位からわずかに漏れ出している余分なオーラを敢えて「絶」で閉じることで、集中させた部位のオーラの量は更に増大するということである。ただし、オーラを集中していない箇所は「絶」状態(ほぼ生身)になってしまうため、その部位の攻防力はほぼゼロとなる。ゴンはウィングの「(教えたことの)全てを同時に見せなさい」というアドバイスを元に自らこの応用技にたどり着いたため、特に思い入れが強い様子。
- 流(リュウ)
- 「凝」の応用技。オーラを体の各部に意識的に振り分ける技術。
- 「凝」の項目にあるとおり、「凝」は他の部位の攻防力が落ちるのでリスクをともなう技術である。しかし、未熟な者はオーラを集中させるのに時間がかかったり、力んだ箇所にオーラが集中してしまったり、集中するオーラ量に加減がきかなかったりする。
- そうなると「凝」での打撃のつもりが「凝」が間に合わず素手での打撃になってしまったり、相手の攻撃を察知してからでは「凝」での防御が間に合わなかったり、フェイントをかけたつもりが本命の方にオーラが集まっているのがバレたり、不必要にオーラを浪費してしまったり、という問題が起こる。
- それらを解決するため、「凝」を素早く行う技術や、「凝」に使うオーラを必要最低限の量でセーブする技術、複数箇所で同時に「凝」を行う技術などが求められる。これらを総称して「流」と呼ぶ。この「流」による攻防力移動は、念能力者同士の戦いにおいて基本であるとともに、奥義でもある。
系統
念能力は、オーラの使われ方によって6つの系統に分類される。念能力者は例外なくこれらのいずれかの系統に属した性質を持っており、それがその者の「才能」でありその系統の能力を最も高いレベルまで身に着けることができる。これらは6角形の図で表されるような相関関係を持っており、それぞれ相性の良い系統・悪い系統が存在する。自身が属する系統と相性の良い系統は(天性の系統には及ばないまでも)高いレベルで身に着けることが可能であり扱う際の威力・精度共に高いが、そうでない系統は本来の系統から遠い能力ほど習得できる念のレベルと共に念の扱いが不得手となるために威力や精度が落ちる。ただし特質系は例外であり、属していなければ全く使うことができない。
念能力の中には複数の系統の能力を必要とする能力が存在するが、相性の悪い系統を組み合わせた能力は習得が困難で高いレベルまで完成させられないなどのデメリットが存在する。そのため能力を身に着けるならば自身の系統にマッチしたものが良いとされるが、実際に身につける能力がどんなものになるかは本人の性格や嗜好にも強く左右される。
心源流では、グラスに水を入れてその上に葉っぱを浮かべ、両手をグラスの脇にかざし「発(練)」を行いグラス内で起きた変化によって念能力者自身の系統を判断する「水見式」(みずみしき)と呼ばれる方法が伝わっている。
ヒソカによる各系統別の性格診断では、「強化系=単純・一途」「放出系=短気で大雑把」「変化系=気まぐれ・嘘つき」「操作系=理屈屋」「具現化系=神経質」「特質系=個人主義」と単行本上でまとめられているが、あくまで彼の独断と偏見によるものとされている。
- 強化系
- モノの持つ働きや力を高める能力。主に自分自身を強める能力者が多い。自分自身を強化すると、攻撃力だけでなく防御力や治癒能力も高まるため、戦闘面では最も安定して強い系統とも言われている。
- 水見式ではグラス内の水の量が変化する(例:水の量が増える)。
- 放出系
- 通常は自分の体から離れた時点で消えてしまうオーラを、体から離した状態で維持する技術。この系統の能力としては、単純にオーラの塊(=念弾)を飛ばす技が最もポピュラーである。また、体外に離した人の形などに留め操作系の能力で操作する使い方もある。具現化系や操作系などと併用されることが多い。オーラは放出しただけ自分の体から減少するが、能力によっては放出したオーラを回収して自分の体に戻すことも可能である。
- 水見式ではグラス内の水の色が変化する。
- 変化系
- 自分のオーラの性質を変える能力。オーラに何かの形をとらせる技術も変化系に分類される。オーラ自体を別の何かに変えるという点では、具現化系と共通点のある系統であるが、変化系はオーラの形状と性質を変化させ、具現化系はオーラを固形化させ物に変えるという違いがある。具現化系と同じく、オーラを別の何かに変えるには、それに対する強いイメージが不可欠である。
- 水見式ではグラス内の水の味が変化する(例:甘くなる)。
- 操作系
- 物質や生物を操る能力。オーラ自体に動きを与えたり、他の何かにオーラを流し込みその動きを操る能力もある。前者である場合、具現化系・放出系など他の能力と併用することが多い。逆に後者の場合は操作系能力単体で完結することも可能であるが、道具などを操作する能力である場合、道具に対する愛着や使い込みが能力の精度に影響することが多く、その道具を失うと能力が発揮できなくなるリスクがある。
- 水見式では水面に浮かぶ葉っぱが動く。
- 具現化系
- オーラを物質化する能力。オーラに形を持たせるという点では変化系と共通する部分がある。オーラを物質化するほどに凝縮するには相当に強いイメージが必要である。物質化したものに特殊な能力を付加する者が多い。また、人間の能力の限界を超えたものは具現化できない(例:なんでも斬れる刀)。具現化された物質は通常のオーラとは異なり念能力を持たない者にも視認でき、逆に念能力を持つ者にも通常の物質と具現化された物質の外見での判別はできない。
- 水見式ではグラス内の水の中に、不純物が生成される。
- 特質系
- 他の5系統に分類できない特殊な能力。血統や特殊な生い立ちによって発現する。他の系統に属する者でも後天的に特質系に目覚める可能性がある。特に六性図で特質系と隣り合う操作系と具現化系の能力者が特質系能力に目覚める可能性が高いとされている。
- 水見式では上記以外の変化が起きる(例:葉っぱが枯れる)。
制約と誓約と覚悟
念能力を使用する際に、あらかじめ制約(ルール)を決めて、それを遵守すると心に誓う。その制約が厳しいほど、使う技は爆発的な威力を発揮する。厳しい制約はイコール破ったときのリスクの厳しさであり、誓約を破ればその反動で能力やその者の命すら失う危険性がある。顕著な例として、クラピカの「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」という能力がある。
また、リスクに加え、覚悟する事が念能力の向上に繋がることがあり、フランクリンの「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」のように、指先からオーラの塊(念弾)を連射する能力を、自分の指の先端を切断するという覚悟を持ち実行したことで、さらに飛躍的に威力を上昇させた。ゴンは「(念能力を含む)全てを失ってもいい」と覚悟し、自身の命を圧縮することにより、のちに来るであろう全盛期の肉体まで成長させ、念能力を爆発的に上昇させたなどの例もある。
強力な能力ほど発動条件や踏まなければならない手順が複雑になる傾向がある。このパターンの場合は破ったときのリスクが付くことは少ないが、その分条件が格段に厳しい場合が多い。例として、ゲンスルーは条件無しで掴めば何でも爆破できる「一握りの火薬(リトルフラワー)」に対し、「相手に触れて『ボマー』と言う」「対象の前で能力の説明をする」「6000カウント経過するor仲間と指を合わせて『リリース』と言う」の3つのステップに加え、「能力者の体に触れ、『ボマーつかまえた』と言えば解除される」というリスクがある「命の音(カウントダウン)」の威力はおよそ10倍にも跳ね上がる。
キメラ=アント編では、使い勝手を悪くすることで能力を強化する制約が多くなる。ナックルの「天上不知唯我独損(ハコワレ)」は「相手の反撃をかわしつつ敢えてオーラを与える」という条件で30日間強制的に相手を絶の状態にするという能力を実現している。
個別能力
能力使用者の個性が色濃く反映される特殊能力。例えば「物を具現化する」という意識が強いとその能力が目覚める。これは自分の系統と異なる場合でも目覚めることがあり、自分の系統と一致すればより強い能力となる。これは気持ちで能力の強弱が決まるため、好戦的である方が強い(=戦闘向きな)能力に目覚めることが多い。 取得後も念の強弱は才能という点が上達の速さや個人の限界に大きく関係する。例を挙げればゴンとキルアの念能力の才能はウイングからすると「1000万人に1人の才能」だがゴン達より長く修行したはずのズシは「10万人に1人の才能」らしい。
除念と除念師
原則、念能力はかけた本人でしか解除することは出来ないが、「除念」と呼ばれる能力によりそれを強制的に解除することは可能である。ただし他者の念を代わりに「背負う」事になるため、除念の際は対価となるリスクが伴う(念獣に付き纏われる、体の一部が肥大化する等)。除念が可能なものは「除念師」と呼ばれ、念能力者の中でも極めて稀。なお、既に死んだ者の念は極めて強力になり、これを除念出来る除念師は世界全体でも10人に満たないとされる。
怨
『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』に登場したアニメオリジナル能力。多くの念系統を十二分に発揮できるが、念以上の誓約や制約、そして覚悟が必要とされる。
その他用語
- 電脳ページ
- 作中で使われている電子情報網。専用の電話回線とナンバーコードを購入することで、どのパソコンからでもアクセスできる。情報を検索することを俗に「めくる」という。
- 辞書よりも詳しい程度の情報を知りたいならば有用だが、デマや表層的な情報も多い。
- ハンターライセンスがあれば完全無料で「めくる」ことができ、さらに希少な情報がやりとりされるハンター専用サイトへのアクセスが可能となる。なお、ある人物に関する情報のやり取りを一切禁止する特別措置も可能だが、その申請には莫大な資金と一国の大統領クラスの権力が必要。
- ホームコード
- 留守番専用の固定電話。ハンターは仕事柄世界中を飛び回るため、情報収集のために必要とされる。基本的に、吹き込まれた情報を携帯電話で聞く形で利用する。特に重要な情報については暗号を決め、直接やり取りするのがよいとされる。
- 電脳ページとホームコード、携帯電話はハンター「電波系三種の神器」と呼ばれる。
- 貧者の薔薇(ミニチュアローズ)
- 低予算で驚くほどの殺傷力、技術の確立によっては短期間での大量生産が可能になる小型爆弾。独裁小国家に好まれている。爆煙が1輪の薔薇の姿を成しているのでこう呼ばれている。その爆風は核爆弾クラスの威力を持つ上、さらに薔薇の毒と呼ばれる猛毒を開花の瞬間に撒き散らし、毒の量・死に至る時間が絶妙に計算されていることにより、被毒者自体が発生源となり、また他の者へと毒が連鎖されていく。それにより大量の死者を生む。
- 250を超える国や地域で使われ512万人の命を奪っている。テロリストが敵対国首都中心部で薔薇を使用して11万人もの犠牲者を出したことを契機に、新規生産を禁じる国際条約が制定されたが、現在保有している薔薇の廃棄と使用禁止に8割以上の国が難色を示している。そのため、既に作られた数十万発の「種」は各地で開花の時を静かに待っているのが現実だという。
世界設定
民間航空機が気球や飛行船、海上交通手段が帆船であるなど、一部のオートマライゼーションはやや遅れているが、都市機能や各種自家用車、国民の情報管理が徹底しているなど、電子機器やネットワークなどは高度に発展している世界である。核ミサイル、戦車、戦闘機、対戦車無反動砲[注 2]なども存在し、携帯電話やタブレットPCなど掲載時期の最新機器も積極的に取り入れられている。
人間以外の知的生命体も存在しており、それらは魔獣と呼ばれ、人間との言葉も解している。キメラ=アントたちの生き残りが政府により新種の魔獣として公表された後、大きな混乱が起きなかったように、人間以外の知的生命体の存在もこの世界では知られている上、一部の魔獣は人間と共に生活をしている。
作中では日本をモデルとしたジャポンという国家が存在しており、その国出身の(もしくはルーツを持つと思われる)キャラクターも何人か登場している。作中ではジャポンの文化は世界にあまり浸透していないらしく、ハンター試験で課題として出された寿司をまともに知っていたのはジャポン出身のハンゾーだけであった(クラピカは大まかな知識はあったが寿司の具体的な外観は認識しておらず、作ったのは寿司とは言い難いものであった)。
この世界で人間が暮らしているのは、ほんの一部のエリアであり、人間が暮らしているエリアの外側に暗黒大陸と呼ばれる広大なエリアが存在している。
ハンター試験編
- くじら島
- ゴンの出身地。名前の通りくじらの形をしている島。
- ザバン市
- 第287期ハンター試験会場となった港町。最寄港にドーレ港がある。一本杉には凶狸狐が棲む。
- 地下道
- ザバン市の地下道で、第287期ハンター試験第1次試験会場。最後の最後で長い階段があり、ここでは脱落者が続出した。出るとヌメーレ湿原がある。
- アニメ第1作オリジナルとして分岐点が存在し、左側はサトツが向かう(受験者がついていく)方向であるため正しいが、右側は甘い匂いで幻覚を見せて精神崩壊を起こさせる樹液が壁一面に張られている危険な道である。
- ヌメーレ湿原
- 第287期ハンター試験第1次試験会場。通称「詐欺師の塒(ねぐら)」。人面猿やキリヒトノセガメ、マチボッケ、ホラガラス、ジライタケ、サイミンチョウなどの珍獣が多く生息する湿原。とても霧が濃く、試験官から目を離したらほぼ確実に迷う上、気をつけないと珍獣の餌食となる。劇中ではそれに紛れ、ヒソカまでもが「試験官ごっこ」と称して受験者を葬っていた。
- ビスカ森林公園
- 第287期ハンター試験第2次試験前半会場。世界一凶暴な豚・グレイトスタンプが生息する森林公園。
- ジャポン
- ハンゾー、バショウの出身国である小さな島国。「和」を重んじる。諸文化は数少ない文献でしか紹介されていない。スシはこの国の伝統料理。
- マフタツ山
- 第287期ハンター試験第2次試験後半会場。ビスカ森林公園にある山で、名前の通り真ん中で真っ二つに割れており間を河が流れている。渓谷にクモワシが生息する。
- トリックタワー
- 第287期ハンター試験第3次試験会場。様々なトラップが仕掛けられている塔。人面鳥が付近を飛行しているため外壁を降りるのは危険。
- ゼビル島
- 第287期ハンター試験第4次試験会場。
- 軍艦島
- アニメオリジナルでフジテレビ版のみに登場する。第287期ハンター試験第3次試験エクストラ会場。
キメラ=アント編
- カキン国
- アイジエン大陸(形はアジア大陸)の中央に位置する国。カイトたちが新種調査に来ていた。
- ミテネ連邦
- ヨルビアン大陸(形は北米大陸)バルサ諸島の一つの島を占める、3つの共和国と1つの自治国からなる連邦国家。西端からNGL自治国、ロカリオ共和国、ハス共和国、西ゴルトー共和国。
- 東ゴルトー共和国
- ミテネ連邦のある島で、唯一ミテネ連邦に加盟していない国家。西ゴルトー共和国と国境を接している。
- 共和制とは名ばかりで、マサドルデイーゴ総帥による独裁国家。一部の高級官僚以外は非常に低い生活水準を強いられているが、独特の密告システムにより脱走者はほとんど居ない。ただ、兵力はほぼ無国籍でまちまち。旧ドイツ陸軍のV号戦車パンターや、現代アメリカ陸軍の装甲車「M113装甲兵員輸送車」などが無造作に登場している。
- 独裁国家であることや、ハングル文字が登場するなどどことなく北朝鮮を彷彿させる。
- 指組
- 東ゴルトー共和国で、亡命や脱走者を防ぐために敷かれている密告システム。
- 国民は全て5人から10人程度のグループに分けられ、もし脱走者などが出た場合は、全く関与していなくてもグループ全員が連帯責任を負わされ同様の処罰を受ける。逆に、他のグループの脱走者などを発見し密告した場合は褒賞が与えられる。このため、脱走などに対しては軍隊や警察以上に、国民同士が強く監視し合っている。家族など、親しい間柄で結託する可能性が高い者達は、全て別々のグループに所属させられる。
- 宮殿
- キメラ=アント編の主な舞台であり、決戦の場。
- 右塔・左塔・中央塔・中庭で構成されており、右塔・左塔は2階建て、中央塔は3階建てである。地下5km北部にはA・B・C・D・Eの5つの格納庫がトンボ状に存在し、エレベーターで上昇する際には暗証番号を必要とする(一度の入力間違いだけでも扉がロックされる)。ビゼフとマルコス以外は昇降時には重量も厳しくチェックされ、重量が著しく異なる場合は総帥に報告がいく。ビゼフはDの倉庫を自由に使う権利を与えられている。
- 王はデイーゴの殺害後、この宮殿を肉樹園と名づけ国民の食糧化、および「選別」の拠点とした。そのため、討伐隊は選別が行われる当日に一斉に宮殿進入を決行し、護衛隊との戦いを開始する。
-
- NGL自治国
- ミテネ連邦を構成する国のひとつ。
- エコロジーの団体組織「ネオグリーンライフ(略称NGL)」の自治国であり、人口217万人のうち99%が団体員、残りの1%は支援ボランティアで構成される。機械文明を捨て自然回帰の生活と自然保護を目的としており、金属や電子機器、石油製品やガラス製品などの持ち込みは法律で禁じられている。銀歯や整形用シリコンなどが体内にある者は摘出しない限り入国できない。違反した場合、最悪極刑もありうる。
- このように厳しい自然回帰を目的とする国であるが、裏ではNGLの創設者にして影の「国王」であるジャイロを中心に国そのものを隠れ蓑として麻薬製造などを行っており、その施設には機械もあれば銃器なども存在する。このことを知るのはジャイロ以外には一部の幹部のみであり、ほとんどの国民はその事実を知らない。
- ロカリオ共和国
- ミテネ連邦を構成する国のひとつ。運河を国境としてNGL自治国に隣接する。
その他
- パドキア共和国
- キルアの出身国。
- ククルーマウンテン
- ゾルディック家が所有するパドキア共和国デントラ地区にある山。標高3722m。
- 天空闘技場
- 格闘のメッカとも呼ばれる251階、高さ991mからなる塔。世界第4位を誇る建物。小遣い稼ぎに多くのハンターが利用する。フロアが上がるごとにファイトマネーも上がる。多くの選手はフロアマスターを目指している。フロアマスターになればバトルオリンピアへの出場権が得られ、バトルオリンピアで優勝すれば塔の最上階を自宅とすることができる。係員はこの最上階の自宅を世界で最も高い位置にある家と誇っていたが、実際はキルアの実家のあるククルーマウンテンの標高の方が高かった。(ただし、地上からの高さと標高を同列扱いするのは無理がある上、現実の世界では標高4000m以上にも集落は存在する)。
- 主に199階以下と200階以上で分けられる。199階以下は通常の格闘が行われ、上記の通り、勝つたびにファイトマネーが得られる(1階のファイトマネーは、勝っても負けても缶ジュース1本分の金額152ジェニー)。また、上の方のフロアでは選手に個室が用意されるようになったりと、待遇も良くなっていく。1階で最初に受付をした後予選のような形式で戦い、実力のレベルによっては50階などから参加することになる場合もある。
- 200階よりも上は念を体得した者のみが足を踏み入れることができる領域となっている。中には無視して念を知らないまま戦いに挑む者もいるが、そういう者は念能力者と"裸で"戦い洗礼を受け、時に体の一部と引き換えて(ギドやサダソなど)念能力に目覚める。ゴンとキルアはウィングに念を教えてもらって初めて200階に足を踏み入れることができた。なお、200階からはファイトマネーが無くなり、名誉のみの戦いになる(個室などの待遇は199階と変わらない)。
- また、係員や解説者は念の存在を一切知らず、戦いで何が起こっているのか把握できていないことも多い。
- ヨークシンシティ
- ヨルビアン大陸の西端にある都市。毎年9月には大規模なオークションが開催される。おもなモデルはニューヨークで、アニメでは背景に同市の映像も用いられた。新宿や渋谷[注 3]の風景も一部使われている。
- ルクソ地方
- クラピカの出身地。クルタ族がかつて住んでいた。
- 流星街
- なにを捨てても許される場所。政治的空白地であり、ここには誰が何を捨てても一切の干渉がない。通常子供が生まれると世界全域に渡るスーパーコンピュータに個人情報が登録され、この世のいかなる人物もスーパーコンピュータにアクセスすれば来歴を知ることができるが、生まれてすぐここに捨てられた子供は登録がされず、「この世に生まれた痕跡すらない人間」となる。
- 人口は公式的に無人とされているが約800万人。最初は独裁者の人種隔離政策によって誕生した街だが、紆余曲折を経て多くの人種が住み着くこととなった。政治的空白地であるが無法地帯と言うわけではなく、議会制度がある模様。住民同士の同族意識は非常に高く、何らかの事情で虐げられた場合には自爆テロまでして報復をしたこともあるほど。幻影旅団のメンバーのうちの何人かの出身地。
- 基本的には廃棄物を投下する場所であるが、ゴミ捨ての名目で、マフィアンコミュニティがここの住人達に武器や資金の提供を行っている。その見返りとして、「社会的に存在しない人間」というマフィアンコミュニティにとって貴重な人材を得ており、二者は蜜月関係にある。幻影旅団は、流星街出身者を主なメンバーとしながらも、ヨークシンシティでマフィアンコミュニティに対して牙を剥いたため、流星街の人間としては異質であると言える。
- グリードアイランド
- ジン=フリークスとその仲間たちが念で作った念能力者専用のゲーム。テンプレート:Main
- スワルダニシティー
- ハンター協会本部がある街。キメラ=アント戦が終わった後にゴンが入院していた病院もここにある。
- 暗黒大陸
- ハンター世界の外側のことである。魔獣たちも元々はそこから来たと言われておりキメラアントもそこから来たとジンが言っている。人類が大陸へ進出しようとする度に大きな災いがふりかかったと古文書や遺跡に記されており200年以上前に近代5大陸(V5)によって不可侵条約が締結された。
- カキン帝国
- 元々は違う国名の長い歴史を持つ超古代国家であったが、革命により帝国社会主義から議会民主主義にシフトし、その際、それまで国を支配していた王族の名前が付けられていた国名を変え現在に至り、そのため、形式上は全く新しい国家となっている。新国家として再出発したさい、各国との条約や密約の更新をうやむやにしているため、近代5大陸(V5)との暗黒大陸への不可侵条約を破ってもペナルティを課せられることもなく、それを利用し暗黒大陸への進出を企んでいる。
メディア展開
アニメ
これまでに大きくわけて3種類のアニメが製作されている。
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- ジャンプ・スーパー・アニメツアー'98のイベント内で限定上映されたパイロット版。OVAは非売品で、応募者全員サービスとして販売された。また、同作品には原作者の冨樫義博が声優として特別出演している(どのキャラクターなのかは不明)。ゴンがクジラ島から旅立ち、クラピカ・レオリオと出会い、船での攻防までを描く。
- 日本アニメーション制作版
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- パイロット版からスタッフとキャストを一新し、日本アニメーションによって制作されたアニメ第1作。まずはテレビアニメとしてフジテレビ系において1999年10月16日から2001年3月31日まで全62話が放送され、その後続編がOVAで第1期『HUNTER×HUNTER』(4巻8話)・第2期『HUNTER×HUNTER GREED ISLAND』(4巻8話)・第3期『HUNTER×HUNTER G・I Final』(7巻14話)と3期製作されている。本作においても、原作者の冨樫が声優として出演している。
- マッドハウス制作版
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- 日本アニメーション制作版からスタッフとキャストを一新し、マッドハウスによって制作されたアニメ第2作。作品冒頭から新たに制作しており、日本アニメーション版の続編ではない。2011年10月2日より日本テレビ系列(NNN)で放送中[6](2013年3月現在)。この放送よりハイビジョン制作。
- 2013年1月12日に初の劇場作品『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』が公開。
- 同年4月より、「キメラアント編」に突入、同編が初めてアニメ化される事となった。また、2014年7月から「会長選挙編」もアニメ化されることが決定した。
- 同年12月25日に劇場版第2作目『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』が公開。
ラジオ
- HUNTER×HUNTER R
- 日本アニメーション制作版アニメの関連番組。2000年4月から2005年3月までラジオ大阪、文化放送などで放送。パーソナリティはゴン役の竹内順子とキルア役の三橋加奈子が務めた。
- 潘めぐみと伊瀬茉莉也のHUNTER×HUNTER HUNTER STUDIO
- マッドハウス制作版アニメの関連番組。文化放送で2011年10月8日より毎週土曜25:30から放送。また超!A&G+とHiBiKi Radio Stationにて、10月9日より毎週日曜配信。なおHiBiKi Radio Stationでは9月24日より、超!A&G+では10月2日より第0回を配信。パーソナリティはゴン役の潘めぐみとキルア役の伊瀬茉莉也が務める。
小説
『ジャンプ』作品の小説化を中心とした集英社のJUMP j-BOOKSより、1999年から2001年にかけて3冊の小説が発行されている。いずれも著者は岸間信明。
- HUNTER×HUNTER
- HUNTER×HUNTER 2
- HUNTER×HUNTER 3
また劇場アニメ2作のノベライズ版がJUMP j-BOOKSより1作につき1冊、計2冊発行されている。いずれも著者は田中創。
- 劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影
- 劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-
コンピューターゲーム
ワンダースワン (WS) 専用ソフトはバンダイ、ゲームボーイカラー (GBC)・PlayStation (PS)・PlayStation 2 (PS2)・ゲームボーイアドバンス (GBA) 専用ソフトはコナミ、PlayStation Portable (PSP) 専用ソフトはバンダイナムコゲームスから発売、ならびにAndroid端末/iOS端末専用のゲームアプリケーションソフトウェアを配布。Mobage・GREEはForGroove・日本テレビ・クルーズが配信。
- 意志を継ぐ者(WS、バンダイ) - 2000年6月1日
- ハンターの系譜(GBC、コナミ) - 2000年6月15日
- 幻のグリードアイランド(PS、コナミ) - 2000年10月26日
- 禁断の秘宝(GBC、コナミ) - 2001年4月12日
- それぞれの決意(WSC、バンダイ) - 2001年4月26日
- 導かれし者(WSC、バンダイ) - 2001年8月23日
- 龍脈の祭壇(PS2、コナミ) - 2001年8月30日
- 奪われたオーラストーン(PS、コナミ) - 2001年9月27日
- みんな友だち大作戦!!(GBA、コナミ) - 2003年4月24日
- G・I(グリードアイランド)(WSC、バンダイ) - 2003年4月24日
- ワンダーアドベンチャー(PSP、バンダイナムコゲームス) - 2012年9月20日
- バトルコレクション(Mobage、ForGroove、日本テレビ、クルーズ) - 2012年12月25日
- トリプルスターコレクション(GREE、ForGroove、日本テレビ、クルーズ) - 2013年7月24日
- バトルオールスターズ(Android端末/iOS端末、バンダイナムコゲームス) - Android端末:2014年6月5日/iOS端末:2014年6月13日
書籍
- HUNTER×HUNTER キャラクターズブック (2000年12月)
演劇
- ミュージカル HUNTER×HUNTER
- (2000年12月・2001年8月再演/演出 平光琢也)
- ミュージカル HUNTER×HUNTER ナイトメア・オブ・ゾルディック
- (2002年8月公演/演出 平光琢也)
- リアルステージ HUNTER×HUNTER「A Longing for Phalcnothdk 〜蜘蛛の記憶〜」
- (2004年8月公演/演出 松村武)
トレーディングカード
『ジャンプ』作品のコラボレーションによるトレーディングカードゲームであるミラクルバトルカードダスに本作も使われている。
書誌情報
いずれも集英社からの発行。
- 冨樫義博 『HUNTER×HUNTER』〈ジャンプ・コミックス〉、既刊32巻(2012年12月28日現在)
- 「出発の日」1998年6月9日第1刷発行(6月4日発売[集 1])、ISBN 4-08-872571-9
- 「霧の中の攻防」1998年9月7日第1刷発行(9月2日発売[集 2])、ISBN 4-08-872606-5
- 「決着」1998年11月9日第1刷発行(11月4日発売[集 3])、ISBN 4-08-872630-8
- 「最終試験開始!」1999年2月9日第1刷発行(2月4日発売[集 4])、ISBN 4-08-872672-3
- 「ジン=フリークス」1999年5月5日第1刷発行(4月30日発売[集 5])、ISBN 4-08-872713-4
- 「ヒソカの条件」1999年10月9日第1刷発行(10月4日発売[集 6])、ISBN 4-08-872749-5
- 「これから」1999年12月27日第1刷発行(12月22日発売[集 7])、ISBN 4-08-872788-6
- 「オークション開催!!」2000年4月9日第1刷発行(4月4日発売[集 8])、ISBN 4-08-872847-5
- 「9月1日」2000年7月9日第1刷発行(7月4日発売[集 9])、ISBN 4-08-872890-4
- 「9月3日」2000年11月7日第1刷発行(11月2日発売[集 10])、ISBN 4-08-873021-6
- 「9月4日」2001年3月7日第1刷発行(3月2日発売[集 11])、ISBN 4-08-873087-9
- 「9月4日 その2」2001年7月9日第1刷発行(7月4日発売[集 12])、ISBN 4-08-873135-2
- 「9月10日」2001年11月7日第1刷発行(11月2日発売[集 13])、ISBN 4-08-873180-8
- 「島の秘密」2002年4月9日第1刷発行(4月4日発売[集 14])、ISBN 4-08-873262-6
- 「躍進」2002年10月9日第1刷発行(10月4日発売[集 15])、ISBN 4-08-873314-2
- 「対決」2003年2月9日第1刷発行(2月4日発売[集 16])、ISBN 4-08-873382-7
- 「三つ巴の攻防」2003年6月9日第1刷発行(6月4日発売[集 17])、ISBN 4-08-873443-2
- 「邂逅」2003年10月8日第1刷発行(10月3日発売[集 18])、ISBN 4-08-873516-1
- 「NGL」2004年2月9日第1刷発行(2月4日発売[集 19])、ISBN 4-08-873562-5
- 「弱点」2004年6月9日第1刷発行(6月4日発売[集 20])、ISBN 4-08-873607-9
- 「再会」2005年2月9日第1刷発行(2月4日発売[集 21])、ISBN 4-08-873661-3
- 「8-(1)」2005年7月9日第1刷発行(7月4日発売[集 22])、ISBN 4-08-873792-X
- 「6-(1)」2006年3月8日第1刷発行(3月3日発売[集 23])、ISBN 4-08-873882-9
- 「1-(4)」2007年10月9日第1刷発行(10月4日発売[集 24])、ISBN 978-4-08-874453-7
- 「突入」2008年3月9日第1刷発行(3月4日発売[集 25])、ISBN 978-4-08-874535-0
- 「再会」2008年10月8日第1刷発行(10月3日発売[集 26])、ISBN 978-4-08-874610-4
- 「名前」2009年12月30日第1刷発行(12月25日発売[集 27])、ISBN 978-4-08-870065-6
- 「再生」2011年7月9日第1刷発行(7月4日発売[集 28])、ISBN 978-4-08-870326-8
- 「記憶」2011年8月9日第1刷発行(8月4日発売[集 29])、ISBN 978-4-08-870327-5
- 「返答」2012年4月9日第1刷発行(4月4日発売[集 30])、ISBN 978-4-08-870450-0
- 「参戦」2012年12月9日第1刷発行(12月4日発売[集 31])、ISBN 978-4-08-870697-9
- 「完敗」2012年12月31日第1刷発行(12月28日発売[集 32])、ISBN 978-4-08-870698-6
- 『HUNTER×HUNTER ハンター協会公式発行 ハンターズ・ガイド』〈ジャンプ・コミックス〉2004年6月9日第1刷発行(6月4日発売[集 33])、ISBN 4-08-873701-6
- 岸間信明(著)・冨樫義博(原作)、〈ジャンプ ジェイ ブックス〉
- 田中創(著)・冨樫義博(原作)、〈ジャンプ ジェイ ブックス〉
脚注
注釈
出典
集英社BOOK NAVI
以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
外部リンク
- 連載作品『HUNTER×HUNTER』 - 週刊少年ジャンプ公式サイト内連載作品『HUNTER×HUNTER』紹介ページ
- HUNTER×HUNTER - 日本テレビ版アニメ公式サイト
- HUNTER×HUNTER - 日テレオンデマンド(最新話が放送終了直後の12時から見逃し配信されている)
- =VAP= 『HUNTER×HUNTER』 - バップによる日本テレビ版アニメ公式サイト
- 響 - HiBiKi Radio Station- 「潘めぐみと伊瀬茉莉也の HUNTER×HUNTER HUNTER STUDIO」番組詳細
- ファントム・ルージュ 公式サイト - 現在は『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』を紹介している
テンプレート:HUNTER×HUNTER テンプレート:週刊少年ジャンプ連載中
テンプレート:Navboxesテンプレート:Link GA- ↑ 1.0 1.1 「HUNTER×HUNTER誕生秘話」『6巻』26ページ
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 「No.046 ネン」『6巻』32頁
- ↑ 「No.046 ネン」『6巻』34-38頁
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite web
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